スズキが快速「新型ワゴン」発売!「S」バッジ装着した“カローラ”!?「スウェイス」英で改良!
スズキの英国法人は、「スウェイス」の改良モデルを発売しました。同車はトヨタ「カローラツーリング」のOEM車ですが、最新モデルはどのような仕様なのでしょうか。
スズキ版「カローラツーリング」がアップデート!
スズキの英国法人は2023年2月20日、ステーションワゴン「スウェイス」の改良モデル(2023年モデル)を発売しました。
スウェイスは2020年11月に英国に導入されたモデルで、トヨタ「カローラツーリング(欧州名:カローラツーリングスポーツ)」のOEM車です。
2023年モデルでは1.8リッターエンジンとハイブリッドシステムが大幅に変更。強力な電気モーターとハイブリッドシステム専用に設計された1.8リッターガソリンエンジンを組み合わせ、パワフルな加速によるシームレスなドライブフィールと、優れた燃費性能、低排出ガスを実現しました。
また、高出力モーターと大容量バッテリーの採用により、EVドライブモードを搭載。早朝や深夜の住宅街、ガレージや屋内駐車場などで、騒音や排ガスを気にせず短距離を走行することができます。
さらに、ドライブモードセレクト機能が搭載され、NORMAL、ECO、SPORTの3つのモードによって車両性能を調整することが可能です。
英国仕様の新型スウェイスは仕様もアップデートされており、従来型から設定されている「モーション」グレードには「エマージェンシー・ドライビング・ストップシステム」、「LEDリアランプ」、「7エアバッグ」、「デュアルゾーン・オートエアコン」、「8インチLCDカラーインフォメーションスクリーン」、「フロントシートヒーター」、「ステアリングヒーター」、Apple CarPlay/Android Autoを無線接続できる「スマートフォンリンク」、「リアパーキングカメラ」、3種の表示を備えた新たな「デジタルメータークラスター」、「タイプC USBポート」、「ダイナミックレーダークルーズコントロール」が装備されています。
新グレードの「ウルトラ」は、「Bi-LEDプロジェクターヘッドライト」、「セーフエグジットアシスト」、「スマートドアロック」、「フロント&リアパークディスタンスセンサー」、「ブラインドスポットモニター」、「リアクロストラフィックアラート」、「インテリアアンビエントライト」、「ワイヤレスチャージャー付センターコンソールトレイ」を追加しました。
車内は広く設定。前後席間のタンデムディスタンスを928mmとすることで、クラストップレベルの後席の快適性とレッグルームを備えたほか、前席/後席ともに便利な収納スペースを随所に設けています。
また、596リットルの大容量ラゲッジルームは、荷物やレジャー用品を収納するのに十分なスペースを確保。さらに、リアカーペットフロアボードを低い位置に設置することで、背の高いものを収納できます。
フロアカーペットは裏面が樹脂製のリバーシブル仕様となっており、裏返すことで濡れたものや汚れたものを収納する際など多用途に使用することが可能です。
※ ※ ※
英国での新型スウェイスの価格は、モーショングレードが2万8999ポンド(約468万円)、ウルトラグレードが3万799ポンド(約497万円)です。英国の工場で生産され、欧州各国へ輸出されることになっています。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。