トヨタ新型「プリウス 爆速仕様」まもなく登場! ハイブリッド車と何が違う? パワフル仕様なPHEVの特徴は
2023年3月に新型「プリウス PHEV」が発売されます。一体どんな特徴があるのでしょうか。
223馬力達成!? 爆速な新型「プリウス」まもなく登場!
2022年11月にトヨタ新型「プリウス」が世界初公開され、2023年1月10日にはハイブリッドモデルが発売されました。
3月にはプラグインハイブリッドシステムを搭載した新型「プリウス PHEV」が発売予定となっていますが、一体どんな特徴があるのでしょうか。
プリウスのプラグインハイブリッド(以下PHEV)モデルというと、実は先々代モデルから展開されており、2011年に3代目プリウスの別モデルとして登場しました。
その後、4代目へのモデルチェンジのタイミングで、PHEVモデルも同様に刷新。エクステリアやインテリアのデザインが、ベースのプリウスとは異なるものを採用しています。
このように、プリウスの別枠としてラインナップされていたプリウスPHEVでしたが、5代目となった新型プリウスでは、ひとつのグレードとして設定されていることが特徴のひとつです。
今回発売される新型プリウス PHEVでは、2リッターの高効率ダイナミックフォースエンジンと高出力の駆動用リチウムイオンバッテリーを組み合わせたシステムをトヨタで初採用。
加速性能がありながらも静粛性を実現し、従来型と同程度の燃費を維持しつつシステム最高出力223馬力を達成しているといい、公表された0-100km/h加速タイムは6.7秒を記録します。
ハイブリッド車の最高出力196馬力(2リッターエンジン車の場合)と比べると、PHEVのほうがパワフルなモデルであることが分かります。
またEV走行距離は50%以上向上しているといい、日常生活の大部分をEV走行でカバー可能に。
充電中にパワースイッチをオンにすることで、外部電源の電力を利用してエアコンやオーディオの使用が可能になる「マイルームモード」を設定し、もうひとつの部屋のように車内で快適に過ごすことも可能にしています。
また室内空間では、ラゲージに搭載していた電池パックの搭載位置を、リヤシート下部に変更。これにより従来型と比較してラゲージスペースをより広く確保しています。
このほか、給電システムではAC100Vで消費電力の合計が1500W以下の電気製品の仕様が可能なアクセサリーコンセントが備わり、PHEVには外部給電システムの「ビークルパワーコネクター」の設定も。
PHEVでは、太陽光をより効率よく電気に変える第2世代の「ソーラー充電システム」を設定し、1年間で走行距離約1250km分に相当する電力を生み出します。
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SNSでは、「PHEV予約してきた」「納期やばそうだけど予約済!」など、さっそく新型プリウス PHEVの予約に関するユーザーの声も。
トヨタ都内販売店スタッフは以下のように話します。
「新型プリウス PHEVの予約についてですが、ソーラーパネルの有無によっても異なり、当店ではパネルなしであれば承っています。なお、公式発売は3月の予定です。
ただハイブリッド車同様、PHEVもかなりお問い合わせが多く、店舗での残台数によって受付を終了してしまう可能性もあります。
納期についても現状では詳細が分からないため、お待ちいただくことが予想されます。
ただPHEVだと、自宅での充電が可能になったり、補助金の対象になったり、ガソリン消耗をせずに利用できたりとさまざまなメリットがあります」
すでに販売店では問い合わせも多数あるようでハイブリッド車同様、店舗によって「受注停止」となるのも時間の問題といえるかもしれません。
2月下旬現在、価格なども公式で明らかになっていないため、3月の公式発売までどういったスペックとなっているのか新型プリウス PHEVの詳細に期待が高まります。
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