トヨタ&ダイハツ車…似すぎのレベルじゃない! 「パクリ車」日本人の反響は? キャストアクティバにそっくりな「U8」とは
ダイハツ「キャストアクティバ」をそのまんまパクったようなデザインの中国車が存在しました。日本人からはどのような反響があるのでしょうか。
これは…パクリ? ほぼダイハツ公式写真の「U8」とは
2015年9月に発表されたダイハツ「キャストシリーズ」ですが、中国では「ほぼ完全パクリ」と言えるほどデザインが似ているクルマが発見されました。
日本のユーザーからはどのような反響があるのでしょうか。
現行キャストシリーズは、個性を重視するユーザーニーズに対応すべく「生活を彩る自分仕様の軽自動車」をコンセプトに開発されました。
見た目は、愛着が湧く普遍的な魅力を持ったデザインと高い質感を両立したモデルとなり、多様化するユーザーニーズに応えるために「アクティバ」「スタイル」「スポーツ」の3バリエーションをラインナップ。
なかでもアクティブユーザー向けとなるキャストアクティバは、力強さと立体感のあるクロスオーバーテイストなエクステリアが特徴です。
車両の下回りをプロテクトする力強い印象の樹脂ガーニッシュや、ガンメタリック塗装のロアボディやサイドドアモール、専用グリルなどでアクティブさの中に上質感を付与しています。
さらにはアクティブな印象を与えるタイヤサイズ(165/60R15)やサスペンションの変更などにより、雪道でも安心の最低地上高180mmを実現しました。
インテリアは、黒を基調にしたインテリアにアクティブな形状のインパネ加飾を施し上質感を表現しているほか、オープントレイを採用したインパネデザインでスポーティさを付与しています。
そんなキャストシリーズですが、2023年2月現在はキャストスタイルのみとなり、アクティバとスポーツはラインナップから姿を消しました。
一方で中国の自動車メーカーとなる鴻日汽車は2018年に「U8」というモデルを同市場向けに投入しています。
鴻日汽車の公式サイトではU8の商品ページが存在しますが、そこに登場する青いボディカラーのU8はキャストアクティバに限りなく似ているデザインを採用しているように見えます。
違いとしては、キャストアクティバのフロントにあるメッシュグリル内にセンサー部のような囲いがありますが、UXにはその囲いがありません。
しかしそれ以外のヘッドライトや樹脂ガーニッシュ、ホイールデザインなど至る所まで同じとなり、もはやキャストアクティバの公式画像をまるまる流用しているように見えます。
またインテリアの写真でもインパネデザインやディスプレイ、送風口、シフトレバー、スイッチの位置まで一緒なほか、シートも白×黒の2トーンとなり、唯一U8側のシートベルトのキャッチ部分の切り込みが埋め込まれているのみです。
そして極めつけは、中国では基本的に左ハンドルですが、このインテリアの写真は右ハンドルとなり、ステアリングのエンブレムには「ダイハツ」の「Dマーク」が装着されていることから、ダイハツの公式サイトからの写真を流用して加工している可能性が高いと言えます。
そんな写真までもパクリとなっているU8に対して、ユーザーからはどのような反響があったのでしょうか。
U8の写真を見たユーザーからは「スゴい…キャストそのもの」、「見た目はキャストなのに、エンブレムはスリーダイヤ風味。」、「エンブレムは三菱っぽいし。中国はこうでなくちゃ」、「確かに驚く程良くなった。でも…パクリはまだあるのか…さすが中国」という声が見られました。
さらには「3ドア版は本家ダイハツが作ったら売れる気がする」、「日本でも3ドアは小型モビリティとしてアリな気がする」といった声も。
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また鴻日汽車はトヨタ「アルファード」のフェイスデザインにそっくりな「未奥 BOMA」を2023年に発売する予定です。
このモデルはアルファードにそっくりな存在感のあるフェイスに加えてボディは軽自動車サイズかつリアデザインは日産「デイズ」に似ているという、こちらもパクリ車と言える代物でした。
ひと昔前の日本もそうでした。
誰でも最初は物まねから始まるのです。
ただC国の違うところは物まねから進化しないところでしょうか。
形あるものすべては自然界がモチーフです。
室内の写真をよく見たら同じものを使っているハンドルのところがダイハツから変わっていなかった中国まだまだだなぁ