冬の汚れ一掃したいのに! 車の「窓の水アカ汚れ」が落ちない!? うっかり「やってはいけない」事とは
メンテナンスは「専用のクリーナー」で! こまめな手入れも重要
それではしつこい窓の水アカ汚れを除去するには、どうするのが良いのでしょうか。
カー用品店やホームセンター、WEBショップではクルマの窓ガラス専用のクリーナーが販売されています。
比較的多くラインナップされているのが「油膜落とし」です。中でも研磨剤(コンパウンド)を含む液体タイプや、研磨効果のあるクロスタイプであれば、軽度の水アカは油膜の除去とともに落とすことができます。
それでも落ちないような重度の水アカの場合は、ガラス用の「ウォータースポットクリーナー」「ウロコ落とし」「水アカ落とし」というような記載がある、研磨剤が入った専用のクリーナーを使って落とすことができます。
このようなクリーナーは、オーソドックスな「研磨剤入りの液剤と研磨用スポンジ」がセットになった製品や、「研磨効果のあるスポンジ」のみの製品に加え、最近では「研磨剤の入ったパックにスポンジ」がセットになった製品など様々なタイプがあるので、好みで選ぶと良いでしょう。
なおクリーナーを使う際は、降雨時や風が強い時は避けましょう。窓に砂ぼこりが付着したまま洗浄することで、窓ガラスに細かな傷が入る場合があります。
またクリーナーを使用する際も事前にしっかり窓を水洗いし、砂ぼこりを完全に落とすようしましょう。
自分でメンテナンスするのは面倒という場合は、ガラスコーティング店やコーティングなどを手掛けているガソリンスタンド、ピットのあるカー用品店などでも、窓の水アカ落とし作業を実施しているので、確認してみると良いでしょう。
窓の水アカ汚れを避けるためには、水が付いた状態で放置しないことや、洗車後、雨が降った後にはこまめに窓の水滴を拭き取るということが理想です。
しかし現実的には、常に洗車や清掃を繰り返すハイヤーのような営業車ではない限り、そのような頻度のガラスのメンテナンスは難しいと思います。
水アカが付かないようにするためには、ガラス表面をきれいにした後、ガラスコーティング剤を塗布してガラスに直接汚れがつかないようにする方法があります。
またその他にも、洗車する際にホースなどに水道水のミネラル分を除去する用品を装着し、純水に近い状態で洗車することで、洗車時のミネラル分の付着を防ぐ方法などがあります。
なおガラスコーティング剤には、雨を水滴状にする撥水タイプと、水滴を作らない親水タイプがあります。
比べてみると、親水タイプの方が雨が粒状で残らないため、輪ジミは起きにくいようです。
そうは言っても撥水の方が大雨の時の視認性が高いことが多いため、フロントは撥水タイプ、それ以外は親水タイプにするという風に使い分けてみるのも良いかもしれません。
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窓の水アカ汚れは、放置すれば放置するほど固着がひどくなり、次第に落としにくくなっていきます。
こまめなメンテナンスをすることで、結果的に後からかかる手間が少なくなるので、汚れが気になった際は迷わずこまめに洗車をすることをおススメします。
特に冬のドライブはガラスが汚れることも多いので、ボディや下回りに加えて、窓周りもしっかり洗い、愛車をきれいに保ちましょう。
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