新社会人が「間違わないクルマ選び」はある? 「上司より良い車はNG」は古い考え? イマの車選び事情とは

自動車メーカー系列会社の新社会人は要注意!?

「上司よりも高いクルマを選ばないほうが良い」という考え方は、時代の流れと自動車業界の変化により、風化されつつあるようです。

 一方で、勤め先に特定の自動車メーカーと深い関わりがある場合は「会社に合わせたクルマ選びをするべき」といった考え方はまだ健在なのでしょうか。

 日本には約500万人近い人々が自動車業界関連の仕事に勤めており、これは労働人口の約10%にあたります。

 このような国内の基幹産業におけるクルマ選びの考え方も、時代とともに変化しているのでしょうか。

 自動車メーカーの系列会社に勤める新社会人D氏によると「自分は配属先の工場の駐車場には、親会社とそのグループ会社にあたる2メーカーのクルマしか止められないと事前に会社から伝えられました」と、まだこういった考え方が健在であると話します。

自動車関連会社は車選びの条件あり?(画像は実際にとある会社の部下が乗っているクルマ)
自動車関連会社は車選びの条件あり?(画像は実際にとある会社の部下が乗っているクルマ)

 一方、別の自動車メーカーの系列会社に勤めるE氏は、次のように話します。

「弊社では系列メーカーの車両と、それ以外とで駐車スペースが分けられています。

 また、自社系列のクルマを買うことで、社内割引が適応されたりと、購入することでメリットがある仕組みになっています。

 特にクルマにこだわりがない社員からすれば、『自社系列のクルマを買わない理由がない』といった状態が整えられています」

 このように、会社の制度にはさまざまな違いはあれど、メーカー系列の会社に勤める新社会人は、その会社の規定や特典を事前に確認した上で、クルマ選びを進めることが得策といえるでしょう。

※ ※ ※

 新社会人のクルマ選びにおいて、かつてのように「上司の目を気にしなくてはならない」といった状況は極めて少ないようです。

 その一方で、自動車メーカーの系列会社に勤めるユーザーにとっては、自分の会社の制度に合わせるための注意が必要かもしれません。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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