ダイハツ「新型コンパクトカー」9年ぶり全面刷新! 全長3.7mの新型「アジア」アンダー120万円でマレーシアに登場

マレーシアにおけるダイハツの合弁会社「プロドゥア」が小型車「アジア」を全面刷新しました。

Aセグメントの国民車「アジア」ってどんなモデル?

 ダイハツのマレーシアにおける自動車生産・販売の現地合弁会社である「プロドゥア」は2023年2月14日、Aセグメントの国民車「AXIA(アジア)」を約9年ぶりにフルモデルチェンジして発売しました。
 
 アジアは、ダイハツが日本の軽自動車で培ってきた低燃費・低価格の技術やノウハウを応用し、マレーシアのユーザーニーズを追求した5人乗りコンパクトハッチバックとして、2014年9月に発売。エントリー層を中心に多くのユーザーから好評を得ており、累計販売台数は約57万台を達成しています。

ダイハツの合弁会社である「プロドゥア」が発売した新型「アジア」
ダイハツの合弁会社である「プロドゥア」が発売した新型「アジア」

 今回のフルモデルチェンジでは「The Exciting City Car」をコンセプトとし、DNGA Aセグメント用プラットフォームの採用やD-CVTの搭載、車両の軽量化などにより、従来から約7%の燃費性能向上を実現。搭載される1リッターNAエンジン(1KR-VE)は優れた走行性能を発揮します。なお、駆動方式はFF(全輪駆動)です。

 外観は「パワフル&アグレッシブ」をテーマに、より存在感あるデザインへと刷新。全長3760mm×全幅1665mm×全高1495mmというコンパクトなボディサイズでありながら、5人が乗れる広くて使いやすい室内空間や荷室スペースを確保しました。

 さらに、高速走行など、マレーシアの道路環境に最適な設定とした衝突回避支援システム「スマートアシスト(現地名:Advanced Safety Assist)」に新たな機能を追加し進化。また、車線変更時の後方確認をアシストするブラインドスポットモニターなど、充実した安全装備を搭載しています。

 新型アジアのマレーシアでの価格は3万8600リンギットから4万9500リンギット、日本円で約117万円から約150万円(1リンギット=30.3円で換算)。国民車のなかでも、特にエントリーユーザーに向けた商品としてお求めやすい価格としました。

※ ※ ※

 プロドゥアは、1993年にダイハツとの協業により創業した、小型車を中心としたマレーシア第2の国民車メーカーで、2006年から2022年まで17年連続でマレーシア国内販売シェアトップを獲得しています。

 2021年3月には、ダイハツの海外事業におけるDNGA第1弾となるコンパクトSUV「アティバ」、2022年7月には7人乗りMPV「アルザ」を発売。今回の新型アジアがマレーシアにおけるDNGA第3弾商品となります。

【画像】アグレッシブ顔! ダイハツの新型Aセグカー「アジア」内外装を写真で見る!(11枚)

トヨタが提案する救急車発見技術がスゴすぎる!

画像ギャラリー

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー