GSスタッフ「窓拭いてイイですか?」なぜ給油時に声掛けする? 実はチェックされている愛車の意外な部分とは?
フルサービスのガソリンスタンドでは、給油中に窓を拭いてくれるサービスがあります。このときにクルマの意外なところを見ているというのですが、それは一体どういうことなのでしょうか。
GSスタッフは窓拭き中に何をチェックしてる?
クルマを所有していたりレンタカー・カーシェアを借りたときなどには、給油や洗車するためにガソリンスタンドに立ち寄るでしょう。
最近は自分で給油するセルフ式のガソリンスタンドが増えていますが、有人のフルサービスのガソリンスタンドも健在です。このフルサービスのガソリンスタンドではスタッフが給油をおこなってくれますが、その際にあなたのクルマの意外なところがチェックされているのです。
一体どういうところが見られているのか、ガソリンスタンドに勤務した経験がある筆者(藤本敬太)が紹介します。
フルサービスでは給油中にクルマの窓を拭きますが、ただ拭くだけでなく、その際に車検期日をチェックしつつ、窓の撥水状況、油膜の状態状況などもタオルから伝わる感覚を介して確認しています。
良く洗車されているクルマは窓を拭くときに「サラッ」とした感覚ですが、あまり洗車していないクルマは「ザラッ」とした感覚です。
また、撥水処理がされているクルマはタオルが窓を滑るような感じで拭くことができますが、撥水処理がされていないクルマは窓を拭く力が必要。さらに汚れが伸びてしまい、キレイに拭き取りが出来ないことが多いのです。
特に花粉が付着する時期や夏前の虫が多く発生する時期などは花粉や虫の死骸がこびり付いており、いくら窓を拭いてもきれいにならないので「洗車どうですか?」などと聞くことがありました。
洗車をすればキレイになることを説明すると同時に、虫の死骸を放置するとボディが浸食される旨を説明することで、洗車をして頂けることが多くありました。
そしてクルマの窓を拭く際に重要なことは「窓を拭かせて頂いてよろしいですか?」と一言聞くことです。
お客さまがお気に入りの撥水剤やガラスコーティング剤を使用しているケースが多々あり、窓を拭かれることを良く思わない人もなかにはいます。事前に声掛けで確認することでトラブルを未然に防ぐことも可能です。
昔はオイル交換やらタイヤの減り具合を見て様々なアプローチを受けたものです。逆にそれが有り難いこともありますね。偏摩耗でバーストさせたことがある迂闊者としては・・・
ですが、スタンドで何かキャンペーンをやってると過剰にアタックしてくる如何にもなスタッフも居て、セルフで給油中(しかもギリまで入れるので)に背後からアレコレ聞かれると結構、イラっときますね。
そういう意味ではキャンペーンやってるスタンドはスルー対象です。
ガソスタに徒歩でやってくるお客様ってw訳わかんない方だね。
サイドミラーに接触不可のコーティングしているから声掛け無しで拭くとトラブルの元