2023年2月10日、スバルの中国法人はフラッグシップSUVの新型「レガシィ アウトバック(以下アウトバック)」を発表・発売しました。

　アウトバックは、1995年に登場の2代目「レガシィツーリングワゴン」に設定された「グランドワゴン」を起源に持つモデル。2代目は「ランカスター」、3代目からは「アウトバック」として設定され、現行モデルは6代目に当たります。

　6代目アウトバックは、日本では2021年10月7日に登場、7年ぶりの全面刷新となりました。

　スバルでは「ユーザーの人生に寄り添うクルマでありたい」という思いを込め、高機能なアウトドアツールと上質なくつろぎ空間が融合され、乗る人が出かけたくなる、新しいことを始めたくなるようなクルマを目指して開発されたといいます。

　中国で発表されたアウトバックでは、最高出力169馬力・最大トルク252Nmを発揮する2.5リッタ−水平対向4気筒エンジンが搭載されます。

　日本で展開される、最高出力177馬力・最大トルク300Nmを発揮する1.8リッタ−水平対向4気筒ターボエンジンや、北米などに存在する最高出力260馬力・最大トルク375Nmを発揮する高性能版の2.4リッターターボエンジンなどはラインナップされていません。

　グレード展開は、ベースグレードとなる「2.5i AWD スポーツ アイサイト」、国内でいうと「X-BREAK EX」に相当する「2.5i AWD ディスカバリー エディション アイサイト」、最上級グレードとなる「2.5i AWD アルティメット アイサイト」の3種。

　価格は、「2.5i AWD スポーツ アイサイト」29万9800元（約580万円）から、「2.5i AWD ディスカバリー エディション アイサイト」が31万2800元（約605万円）、「2.5i AWD アルティメット アイサイト」が33万800元（約640万円）からです。