ドライブレコーダーとレー探をまとめてひとつに!セルスターの2023年新製品に注目

クルマ用「ドライブレコーダー」と同「レーダー/レーザー探知機」がひとつになった業界初の新製品が、セルスター工業から発売される予定です。

そういえばなかった「一体型」 セルスターの「RD-40」

 自動車関連電子機器を手掛けるセルスター工業(神奈川県大和市)は、2023年の新製品として、ドライブレコーダーとレーザー/レーダー探知機の一体型モデル「RD-40」を、「東京オートサロン2023」の同社ブースに出品しました。

セルスター工業から2023年春ごろ発表予定の「RD-40」
セルスター工業から2023年春ごろ発表予定の「RD-40」

 従来のドライブレコーダーおよびレーダー/レーザー探知機は、電波干渉などの問題があったため、ひとつのクルマに両方を置く場合は、それぞれ単独で取り付ける必要がありました。しかしこの「RD-40」は、それら諸問題をクリアし、業界初となる一体型を実現した製品です。

 これにより、省スペースとなることはもちろん、電源がひとつにまとまっていることから、配線の処理や取り付け工賃の面でより手軽なものになっているといいます。

 レーダー/レーザー探知機能は、昨今取りざたされるようになった、いわゆる「移動式オービス」にも対応し、また新規取締機の位置情報などをまとめたGPSデータを毎月、無料で受け取れるサービスも実施されています。

 2カメラタイプのドライブレコーダーは、前後ともにFull HD200万画素での録画が可能で、イメージセンサーにはソニー製STARVIS IMX307が採用されており、大容量の64GB microSDカードも付属されます。

 まだ価格は発表されていませんが、ブースの担当者は「同機能相当の製品をそれぞれ購入するよりは、安くなる価格帯を目指している」としており、発売は2023年の春ごろを目指しているとのことです。

「RD-10」は、2023年2月10日からインテックス大阪(大阪市住之江区)にて開催される「大阪オートメッセ2023」のセルスターブースにも展示される予定です。

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