ガソリン値下がりでレギュラー平均167.6円! 最も高い県は唯一180円超、“最安県”と20円差
経産省資源エネルギー庁が、ガソリン店頭価格を発表しました。レギュラー全国平均は、2週ぶりの値下がりです。
先週から0.5円値下がり
経済産業省資源エネルギー庁は2023年2月8日、レギュラーガソリンの6日時点の店頭小売価格(消費税込)を発表しました。
全国平均は1リットルあたり167.6円で、前回(1月30日)時点と比べ0.5円安くなりました。
2週ぶりの値下がりです。
都道府県別にみると、6県で値上がり、4県で横ばい、37都道府県で値下がりしています。
店頭価格で最も安かったのは徳島県で160.4円、次いで宮城県160.6円、埼玉県161.7円です。
一方、最も高かったのは長崎県で180.9円、次いで鹿児島県177.0円、高知県176.1円でした。
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ガソリン価格の高騰を受け、政府は石油元売り企業に補助金を出す価格抑制策を実施。ガソリン、軽油、灯油、重油を対象に2022年1月から1リットルあたり5円、3月から25円、4月から35円を上限に支給しており、さらにそれでもガソリン1リットルの平均価格が170円(4月25日週以降は168円程度)を超過したら、その半分を支援すると発表しています。
ただし2023年1月からは上限の引き下げが始まっており、1月33円、2月31円、3月29円、4月27円、5月25円と段階的に減っています。なお、上限を超過した分への半分の支援は維持されます。燃料油価格激変緩和措置は、2023年9月末まで実施される予定です。
なお、経産省によると、補助金がない場合のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、2月6日時点で1リットル186.4円と算出しており、次回調査日の来週13日時点で183.5円に下がると見ています。
このような状況を踏まえ、補助金の支給単価は18.4円でしたが、あす9日から15.5円に減額される予定です。
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