全面ウッド内装の新型軽バンで「どこでも車中泊」! 四角い「レトロ顔」ミニキャンパーがソロキャンのお供にピッタリ!?
ゴードンミラーモータースは、2022年末に発表されたばかりの新型軽キャンピングカー「GMLVAN S-01」を「ジャパンキャンピングカーショー2023」に出展しました。レトロな外観や車中泊可能なウッド内装など、S-01の特徴を紹介します。
ゴードンミラーモータース3番目のキャンパーはシンプルな「軽バン」
2023年2月3日から6日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された「ジャパンキャンピングカーショー2023(JCS2023)」でGORDON MILLER MOTORS(ゴードンミラーモータース)は、3モデルのキャンピングカーを出展しました。
中でも注目を集めたのは、2022年12月末に先行予約受付を開始したばかりのニューモデル、軽キャンピングカー「GMLVAN S-01(ジーエムエルバン エスゼロワン)」でした。
ゴードンミラーモータースは、カー用品店などを全国展開するオートバックスセブンのガレージライフスタイルブランド「GORDON MILLER(ゴードンミラー)」の中で、車両部門を扱うレーベルです。
2019年、トヨタ「ハイエース」と日産「NV200バネット」をベースにしたキャンピングカー「GMLVAN」2モデルを発売。オートバックスセブンによると、近年のアウトドアブームとマッチし、2022年度上期の販売台数は、2021年度と比べ大幅に伸びていると説明します。
2モデルの特徴はヘビーデューティで機能的なところで、無垢の天然木をふんだんに用いた温かみのある内装も評判を呼んでいるといいます。
そして2022年11月、3モデル目として、初の軽バンであるGMLVAN S-01を発表しました。
ベース車は、2021年12月に「アトレー」と共にフルモデルチェンジしたダイハツの軽ワンボックスバン「ハイゼットカーゴ」のターボエンジン車「クルーズターボ」です。
ボディカラーは、ダイハツに特注し純正工場で塗装される2色「オリーブドラブ」(モスグリーン)と「コヨーテ」(サンドベージュメタリック)が用意されます。
レトロな印象の丸目ヘッドライトを組み込んだ専用フロントマスクや、天然アカシアの無垢木材を用いたオリジナルVAN LIFE内装、表面にテフロン加工を施し撥水、防汚、防塵性に優れた専用シートカバーなどで構成されたコンプリートカーの状態で販売されます。
会場のゴードンミラーモータース担当者は次のように話します。
「軽バンは荷室空間が限られるので、新型S-01はシンプルなレイアウトを心がけ、荷室の左右に収納式のテーブルのみを備えました。
とはいえ1テーブルあたりの耐荷重は10kgとし、一般的なポータブル電源の搭載にも耐える仕様としているのがこだわりです」
GMLVAN S-01は12月17日より直営店での先行予約受付を開始し、その後2023年1月開催の「東京オートサロン2023」で初公開。
来場者投票による「東京国際カスタムカーコンテスト2023」でKカー・コンパクトカー部門の優秀賞を獲得するなど、早くも評判を集めています。
そして今回、キャンピングカーイベントであるJCS2023にも出展されました。
前出の担当者は次のように話します。
「他の2モデルは、ファミリーなど複数人数での使用を想定していますが、新型S-01はソロキャンやカップルユーザーをターゲットにしています。
オートサロン以降は特に反響も大きく、さっそく直営店での予約も複数入っています。
今回の展示でも、若い方から年配の方まで幅広いお客様から関心を持っていただいています」
JCS2023会場には多くの軽バンキャンピングカーが出展され、新型ハイゼットカーゴ/アトレーをベースにしたモデルも複数ありましたが、その中でも注目度は高いようです。
GMLVAN S-01の消費税込み価格は、2WDモデルが319万円、4WDモデルが338万8000円で、正式発売は2023年2月中旬以降の予定です。
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