車が「キーキー」音がする! すぐに停めるべき?放っておいても大丈夫? 緊急事態ではないケースとは
ブレーキの「キーキー音」対策は?
一見、不安を感じるブレーキ鳴きですが、すべてのケースが危険に直結しているわけではないことが明らかになりました。
それではこのような音が発生した際の対処法はあるのでしょうか。
前出の担当者は、ブレーキ鳴きの対処法について以下のように話します。
「ブレーキパッドが冷えているときや雨天時の走行中は、ブレーキを踏むときに少し細かく、かつしっかりと踏んでみると良いかもしれません。
ブレーキは踏んでいくことによる摩擦で熱を持ち柔らかくなるので、細かく踏んだり、深くしっかりと踏むことで暖めることができます。基本的には走っていれば自然と柔らかくなり、音も直るので気にすることはないと思います」
ブレーキが冷えている時のブレーキ鳴きは、ブレーキ操作によってローターやパッドに熱を持たせることで金属が膨張し、音の原因となる摩擦が減ることから鳴きもなくなるというわけです。
また、ウェアインジケーターによるブレーキ鳴きの場合、ブレーキパッドが減少していることが原因となっているため、交換が必要です。
これを放置してしまうと、最終的にブレーキパットが摩耗して消滅してしまい、ブレーキディスクを押さえつけることができなくなってしまうので、ブレーキがいずれ効かなくなります。
インジケーターの音が聞こえた場合は、ロードサービスを呼んだり、クルマを直ちに停車させる必要はないものの、ブレーキが摩耗していることには変わりないので、販売店や整備工場に症状を伝え、点検の予約を入れるなど、できる限り迅速な対応が望ましいでしょう。
さらに、ブレーキパットが摩耗していなくても、ディスク側が摩耗している場合にブレーキ鳴きが発生するケースもあります。
その場合は、ディスク部を研磨してパットが接触する面を滑らかにする整備やディスク本体を交換する場合もあるようです。
ブレーキディスクの摩耗も音が鳴ったからとはいえ、直ちにクルマを停める必要はないものの、早めの交換が望ましいといえます。
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必ずしも「キーキー」というブレーキ鳴きが発生したからといって、慌ててクルマを停めたりすることは必要なく、緊急事態に直結しているわけではないケースも多く存在するようです。
しかし一方で、異音とともに明らかにブレーキが効かない、ブレーキが異常に重たいなど、「キーキー」音に加えて重大なブレーキのトラブルが発生する可能性も考えられるため、異音が発生した場合は独断で「大丈夫だろう」という判断はせずに販売店や整備工場などに相談し、いちど点検してもらうことが望ましいといえます。
昔はファンベルトとか、ダイナモとかのベルトが鳴るって感じだけど。
どう見てもエンジンの回転数に比例したキーキー・キュルキュル音は何ですかね?。