ホンダ「ステップワゴン 車中泊仕様」初披露! 屋根パカッと開く!? 最強「車中泊カー」の特徴とは

2022年5月にフルモデルチェンジしたばかりの新型「ステップワゴン」(6代目)をベースにした「車中泊仕様」が誕生しました。屋根にポップアップテントを載せ、家族4人で就寝することもできるといいます。

最上級仕様には「電子レンジ」「冷蔵庫」まで完備!

 2023年2月3日から6日まで幕張メッセで開催される「ジャパンキャンピングカーショー2023(JCCS2023)」で、ホワイトハウス・キャンピングカー事業部(愛知県)はホンダ「ステップワゴン」をベースとしたキャンピングカー「ステップワゴン DECK ONE(デッキワン)」を初公開しました。
 
 2022年5月にフルモデルチェンジしたばかりの3列シートミニバン、新型ステップワゴン(6代目)をベースに「車中泊仕様」としたものですが、どのような特徴を持つのでしょうか。

めちゃ…「オシャ」な内装!  「ジャパンキャンピングカーショー2023」で初公開されたキャンピングカー「ステップワゴン DECK ONE(デッキワン)」
めちゃ…「オシャ」な内装! 「ジャパンキャンピングカーショー2023」で初公開されたキャンピングカー「ステップワゴン DECK ONE(デッキワン)」

 JCS2023でお披露目されたステップワゴンの車中泊仕様となるキャンピングカー「ステップワゴン DECK ONE(デッキワン)」は、2022年5月にフルモデルチェンジした6代目ステップワゴン エアーをベースに架装したモデルです。

  デッキワンは、屋根に2名用ベッドが展開できる「ポップアップルーフ」を備え、室内とあわせ大人4人が就寝可能なキャンピングカーです。

 キャンピングカーは、ワンボックスバンなど商用車ベースとなるケースが多いなか、デッキワンの場合は、買い物など日常での普段づかいでもキャンピングカーであることを意識せず、気軽に使えそうなのが大きな特徴といえます。

 なおデッキワンのベースは、エアー以外にスパーダを選べるほか、架装仕様は今回展示されたポップアップルーフ仕様に加え、標準ルーフ仕様も選択でき、全車が3ナンバーの乗用車登録となります。 

 デッキワンの室内は、2列目席をフラットベッドに展開できる3人掛け「セカンドベンチシート」と、前席回転シートを備えます。

 セカンドベンチシートは、3列目(サードシート)とあわせて倒すことで大人2名の就寝が可能で、サードシートとの段差を埋める簡易フラットクッションも装備されます。

 JCS2023でお披露目されたのは、最上級仕様のPOPJOYだったので、外部電源・AC室内コンセントやシンクなどの「室内ギャレー」、電子レンジ、冷蔵庫、給排水タンク、1500Wインバーターなどの豪華な装備が揃う「最強の車中泊仕様」となっています。

 このほか新型ステップワゴン デッキワン各グレード共通で、ソーラーシステムやサイドオーニングなどのオプション装備も設定されます。

 デッキワンについて、ホワイトハウスの担当者は次のように話します。

「ステップワゴンエアーは、オシャレなソファのようなシート生地も特徴なので、セカンドベンチシートもそれにあわせた内装の仕立てとしています。

 ベッドになるセカンドシートは3人掛けに変わりますが、2人掛けの標準シート(キャプテンシート)を好まれる人も多いので、両方から選択できるようにしています。

 標準シートでも専用のフラットクッションを追加装備することで、室内がフラットなベッドにすることができます」

※ ※ ※

 デッキワンの価格(消費税込み)は、標準ルーフ(ガソリン・FF)「HOTパッケージ」359万2600円から、ポップアップルーフ「POPJOY」(ハイブリッド・FF)604万4500円までです。

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