新型「デリカミニ」販売店の反響は

　三菱自動車工業（以下、三菱）は、2023年1月13日から3日間開催された東京オートサロン内（千葉・幕張メッセ）で新型軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」の実車を初お披露目しました。また同日には予約注文を開始しています。
　
　では、販売店ではユーザーからどんな反響があるのでしょうか。

　新型デリカミニは、「Reliable ＆ Active Super Height Wagon（頼れるアクティブな軽スーパーハイトワゴン）」をコンセプトにした、デリカシリーズの新モデルです。

　半円形型のLEDランプを内蔵したヘッドライトが特徴的な新型デリカミニは、力強さと親しみやすさが感じられるデザインを実現しています。

　フロントバンパーとテールゲートガーニッシュには、立体的な「DELICA」ロゴを採用し、イメージカラーにはアウトドアでも映えそうなアッシュグリーンカラーでアクティブさも感じられます。

　グレード展開は、「G」「G Premium」と、ターボエンジン搭載の 「T」「T Premium」の4タイプで、それぞれ2WD／4WDが選択可能です。

　なかでも4WD車は、165／60R15サイズの大径タイヤと専用チューニングサスペンションを採用しており、三菱の人気車であるクロスオーバーミニバン 「デリカD：5」を彷彿とさせる、悪路走行性が期待できます。

　価格（消費税込）は、約180万円から約225万円の予定です。

　そんな新型デリカミニについて、公式ウェブサイトではボディカラーやグレード比較などが確認できるものの、燃費などスペックの詳細については現時点では明らかとなっていません。

　では、販売店ではどういった反響があるのでしょうか。都内の販売店スタッフは以下のように話します。

「発表・発売はまだ先なのですが、おかげさまで多くの反響をいただいており、かなりお問い合わせが多い状況です。

　ユーザー層でいうと、若い人や小さなお子さまのいる家庭、デリカD：5だと大きすぎると感じる方などにも予約注文いただいています。

　人気グレードは、やはりイメージカラーのグリーンとブラックの2トーンカラーで、ターボ車の注文が多いです」

　なお、納期については「現段階ではいつ頃になるかははっきりしていません」と話します。

　静岡県の販売店スタッフは以下のように話します。

「まだ公式発売されていませんが、多くの方からご注文いただいていますね。

　これまで三菱車を利用していた方はもちろん、他社からの乗り換えの方もいます。

　また傾向として、セカンドカーというよりメインカーとしてデリカミニ1台を使っていきたいというお客さまが多い印象です。

　ご注文いただくのはプレミアムグレードが多く、なかでもターボ車の注文が多いです。

　納期ははっきりしたことは分かりませんが、今予約いただいている方だと6月あたりになるのではないかという予想です。遅くとも今年中にはお届けできると思います」

　なお、現時点では展示車がなく、店舗に展示される時期も未定だといいます。

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　三菱が2月2日に発表した「2022年度第3四半期決算」では、予約開始から半月が経過した1月31日時点で約4000台の受注があったことを明らかにしています。

　受注台数を見ても、正式発売を前にすでに注目を集めていることが分かります。

　なお、正式発売は2023年5月の予定とのことで、今後の登場に期待が集まります。