スズキが「すごい軽トラ」実車展示! 初の「モーター駆動×バッテリー」搭載した“フル電動”モデル! 名車「キャリイ」ベースに開発し“人テク展2025”に登場!
スズキは「人とくるまのテクノロジー展 2025」において、バッテリーEVの軽トラックの実車を展示すると発表しました。
スズキが「すごい軽トラ」実車展示!
2025年5月14日、スズキは同年5月から7月にかけて横浜・名古屋およびオンラインにおいて開催される「人とくるまのテクノロジー展 2025(以下、人テク展2025)」の出展概要を発表しました。
会場のスズキブースでは、「BEV(電気自動車)の軽トラック」の実車も展示されるといいます。

スズキは今回の人テク展2025にて、同社の新中期経営計画における技術戦略の内容やその取り組みや、日本国内でのBEV軽トラックを活用した実証実験の紹介、さらにインド市場に投入する新型スクーター「e-アクセス」と、バイオエタノール85%までの混合燃料に対応したスポーツバイク「ジクサーSF250 FFV」の実機展示を行います。
中でもBEV軽トラックは、4月に実証実験が予告されたばかりのモデルであり、将来的な実用化・市販化も考えられることから注目が集まります。
このBEV軽トラックは、軽トラック「キャリイ」をベースに開発。
農業を営むユーザーに1年間貸し出すという形での実証実験が、2025年度中にスタートする予定です。
スズキによると、この実証実験によって農家でのBEV軽トラックの使い勝手や、V2H(ビークル・ツー・ホーム)システムを通じた太陽光発電エネルギーの有効活用を検証するとのこと。
そのうえで、今後のBEV軽トラックの潜在需要や、BEVの電池を活用した太陽光発電エネルギーの自産自消について検討するといいます。
現在の日本の自動車市場には、主要メーカーが販売している軽トラックのBEVモデルはなく、過去に三菱が「ミニキャブ ミーブ トラック」を販売していたのみ。
軽の商用EVとしては、現在発売されているホンダ「N-VAN e:」や三菱「ミニキャブEV」、日産「クリッパーEV」に加え、トヨタ・スズキ・ダイハツの3社による新型モデルも2025年中の登場が予定されるなど、バンタイプは実用化が進んでいます。
今後新たに軽トラックタイプのスズキBEVが市販化されれば、非常に画期的な存在となりそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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