栄養ドリンクを飲むと「飲酒運転」!? エナジードリンクは大丈夫? お酒以外に気をつけたい飲食物とは

量によっては酒気帯び運転の扱いになってしまう飲み物や食べ物がある?

 アルコールが含まれる一部の栄養ドリンクを大量に飲んだ後にクルマを運転すると、酒気帯び運転に該当する可能性があるようです。

 しかし、栄養ドリンク以外にも注意したほうが良い飲み物や食べ物があります。

「うっかり違反」を防ぐために運転前の飲食にも注意が必要(画像はイメージ)
「うっかり違反」を防ぐために運転前の飲食にも注意が必要(画像はイメージ)

 たとえば、甘酒やかす汁、アルコール入りのチョコレートなども、アルコール成分を含む飲み物や食べ物として当てはまります。

 甘酒には酒粕タイプと米麹タイプがありますが、とくに酒粕タイプの場合は注意が必要で、200gを飲むと、ビール78mlを飲んだ場合のアルコール量と同じになります。

 また、酒粕を加えて煮込んだ日本の汁物料理であるかす汁の場合は、お椀1杯ほどの200gを食べると、ビール82mlを飲んだ場合のアルコール量と同じになってしまいます。

 アルコール入りのチョコレートの場合、約73個食べると理論上は酒気帯び運転の取締対象となりうる基準量(呼気1L中のアルコール濃度が0.15mg以上)となり、缶ビール1本分のアルコール量17.5gに相当するアルコール成分を摂取する計算となります。

 ただし、これらはあくまでも計算上であることを念頭においたほうがよく、これより少ないアルコール成分であってもその人の体質や体調によっては運転に支障をきたすことも考えられます。

 そのため、アルコール成分を含む飲み物や食べ物を摂取して、気分が優れない場合は、念のため運転を控えるほうが好ましいでしょう。

※ ※ ※

 このようにエナジードリンクにはアルコール成分が含まれていませんが、栄養ドリンクや甘酒、かす汁などには微量ながらアルコール成分が含まれています。

 アルコール成分が与える影響は個人差が大きいため、ほかの人が問題ないとしても、自分の体調はどうか判断し、運転能力に支障をきたすようなら運転を控えたほうがよいでしょう。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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