2000万円超え! “ベンツ”ベースのオフロード「高級ホテル」!? 10日間の自給自足が可能な「ML-T CrossOver」がスゴイ
独Erwin Hymer Groupは、メルセデス・ベンツ「スプリンター」をベースとした豪華なキャンピングカー「ML-T CrossOver」を展開しています。どのようなクルマなのでしょうか。
2000万超え!豪華なオフロードキャンパー「ML-T CrossOver」
創業以来、キャンピングカーやキャンピングトレーラーの開発・製造をおこなってきたドイツのErwin Hymer Group(以下ハイマー)は、日本でも全国に7拠点を展開し、販売や整備をおこなっています。
なかでも、同社が展開する「ML-T CrossOver」は、メルセデス・ベンツ「スプリンター」の全輪駆動モデルをベースとしたオフロード走行も可能な豪華なキャンピングカーだといいます。
ハイマーは1957年に創業して以来、60年以上キャンピングカーの製造・販売をおこなっているキャンピングカービルダー。同社が展開するキャンピングカーのなかでも、特にメルセデス・ベンツの車両をベースにしたモデルは、高い評価を得ているといいます。
また、最近ではキャビン内の機能や燃費、走行距離などの情報をスマートフォンからチェックできるアプリを配信するなど、さまざまな技術導入にも余念がありません。
そんなハイマーが展開する「ML-T CrossOver」は最大4100キロの積載量を誇るキャンピングカー。同車はサスペンションリフトや全地形対応タイヤ、それに4輪駆動によって、高いオフロード性能も兼ね備えています。
エクステリアでは、底上げされた最低地上高とオフロードタイヤにより走破性が高められているほか、ボディに、ネオンイエローのクロスオーバー デカールが貼られアクセントになっています。
インテリアでは、車内とは思えない豪華な設備が揃っています。内装色はグレーとウッド調の壁紙でコーディネートされており高級ホテルのような落ち着いた印象になっているほか、就寝スペースには、大型のベッドが2つ配置してあり、過酷な旅でもしっかりと休めるようになっています。
ボディサイズは、全長6890mm×全幅2220mm×全高3050mmと巨大。しかし就寝可能な人数は3名と、スペースを贅沢に使用しています。
パワートレインには、最高出力190馬力・最大トルク400Nmを発揮する3.0リッターV型6気筒エンジンを搭載。これに9ATが組み合わされます。
車両には95ワットの発電容量を持つソーラーパネルを屋根に2つ、150アンペアのリチウム電池を2つ、95アンペアの鉛電池を1つ搭載しています。満充電であれば最長10日間、自給自足でエネルギーをまかなえるそうです。また寒さにも強く、海抜1500メートルを超える地域でも快適な暖かさを保ってくれます。
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非常に豪華な設備を持つ「ML-T CrossOver」。その価格は14万6400ユーロ(約2077万円)です。
車両には95ワットの発電容量を持つサーラーパネルを屋根に2つ・・・サーラーパネル?って・・・何?
このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
修正いたしました。