レクサスの屋根で「車中泊」!? 日本未導入の「ランクルプラド」レクサス版「GX460」 贅沢過ぎる「キャンプ旅」仕様とは
レクサスが、トヨタ「ランドクルーザープラド」のレクサス版である日本未導入モデル「LEXUS GX460」のカスタムモデルを幕張メッセでお披露目しました。屋根にポップアップテントを備える本格的な「車中泊」仕様車を紹介します。
ゴージャスな四輪駆動車が「タフすぎる車中泊オフローダー」に大変身
レクサスは、日本未導入の本格SUV「LEXUS GX460」をベースにしたカスタムカー、レクサス「GX OUTDOOR CONCEPT(GX アウトドアコンセプト)」を、2023年1月13日から15日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催の「TOKYO OUTDOOR SHOW 2023(東京アウトドアショー2023)」に出展しました。
日本では滅多に目にする機会のないレクサス版「ランドクルーザープラド」である「GX460」ですが、展示されたのは手の込んだカスタマイズが施され、車中泊旅が可能なタフな仕様となっています。
現行型GX460は、2009年に登場した2代目。同様に2009年デビューしたトヨタ「ランドクルーザープラド」(150系)をベースとしていますが、大排気量の4.6リッター V型8気筒ガソリンエンジンを搭載し、スピンドルグリルや専用内装などで豪華な仕様となっており、差別化が図られています。
そんなラグジュアリーなGX460を、大胆な車中泊仕様のオフロードモデルに仕立てたのが、今回日本で初公開されたコンセプトモデルのGX アウトドアコンセプトです。
大自然と共生しながらアウトドアライフスタイルを彩るクルマの楽しさと、様々な体験を提供するという主旨のもと、レクサスが推進する「OVERTRAIL PROJECT(オーバートレイル プロジェクト)」の一環として誕生しました。
ちなみにオーバートレイルはレクサスの造語で、陸路や森林・原野等の未舗装路を意味する「Overland(オーバーランド)」と「Trail(トレイル)」を組み合わせ、自然とのつながりや、道を切り開くイメージを与えたものだと説明します。
展示されたのは、北米仕様をベースとした左ハンドルモデルで、過酷な環境下における本格的なアウトドア体験を提案する専用装備として「Yakima ルーフトップテント」をはじめ、リフトアップサスペンション、オフロードタイヤ、ウィンチ、そして専用のフロントバンパーやスキットプレート、ルーフラックなどで外観をタフな装いにカスタマイズされています。
さらに荷室内には専用の収納システムを装備し、ラックやテーブル、冷蔵庫などがきれいに格納されるのも特徴です。
見慣れぬレクサス車の展示に、東京アウトドアショー2023の来場者から大いに注目を集めていました。
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現行型のGX460はデビューからすでに14年目を迎え、主に北米や中東などで発売されるモデルですが、いまだ日本市場には導入されていません。
今回日本でレクサスが公式に展示したことで、SNSなどでは正規導入を期待する声がにわかに盛り上がっています。
2023年1月現在、レクサスからの正式発表はありませんが、日本仕様の登場が待ち遠しいところです。
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