トヨタ新型「アーバンクルーザー」2023年第2四半期に登場へ

　2023年1月26日、トヨタの南アフリカ法人は、事業計画や2023年に登場する新型車、歴史的名車などをお披露目・展示する「State of the Motor Industry (SOMI)」にて、新型SUV「アーバンクルーザー」を2023年第2四半期に投入すると発表しました。

　SOMIでは、「ミライ」や、新型「クラウン（クラウン クロスオーバー）」、新型「ヴィッツ」、レクサス 新型「NX PHEV」など2023年登場予定の新型車が、発表されるとともに、2000GTなど歴史あるモデルのほか、レース参戦車両が展示されました。

　このなかで、2023年第2四半期に投入すると発表された新型「アーバンクルーザー」は、トヨタがスズキと共同開発し、インドで生産されるSUVです。

　そのエクステリアは、都市に似合う精悍な印象。ヘッドライト中央のメッキパーツや大きめのロアグリルが特徴的です。

　インドでは、トヨタから「アーバンクルーザーハイライダー」として展開され、スズキからは「グランドビターラ」として販売されています。

　アーバンクルーザーハイライダー（インド仕様）のボディサイズは全長4365mm×全幅1795mm×全高1635mmで、国内で販売されている車両でいえばトヨタ「ヤリスクロス」と「カローラクロス」の中間に位置するサイズ感です。

　パワートレインには、1.5リッターエンジンにTHS（トヨタハイブリッドシステム）を組み合わせ、システム最高出力約113馬力を発揮する「ハイブリッド」と、統合型スタータージェネレーター(ISG)テクノロジーを採用した最高出力約100馬力の1.5リッターKシリーズエンジンを搭載する「ネオドライブ」を用意。ネオドライブ搭載グレードの4WDモデルにはトランスミッションが5速MTと6速ATから選択が可能です。

　今回トヨタの南アフリカ法人からは、2023年第2四半期に投入するということと、搭載される機能が一部紹介されるのみで、具体的な仕様については明かされていませんが、ほぼ同等と見て差し支えはないと思われます。

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　今回のState of the Motor Industryでは、数多くの新型車が南アフリカ地域に投入されることが明らかとなりました。トヨタの南ア市場への注力具合が伺えます。