何のボタン? 救急車の「ウーボタン」が話題に! 非常時に押すものだが…ほんわか表記の理由とは
救急車のサイレン音は複数ある?
救急車のサイレンボタンには、瞬時にサイレン音を判別するために、音の通り「ウー」と書いてあることがわかりました。しかし、救急車のサイレン音は「ウー」のほかにも存在します。
前出の担当者はサイレン音の種類について、以下のように話します。
「通常のサイレン音である『ピーポーピーポー』の警告音に加えて、交差点を通過する際などに異なる音の『ウー』といったサイレンを鳴らしています。
これは走行中の通常のサイレンと、交差点の侵入など、より注意喚起が必要な状況で使い分けています」
救急車のサイレンには4種類存在するといい、通常のサイレン音「ピーポーピーポー」にくわえ、夜間や住宅街での走行でも迷惑にならないように「ピーポーピーポー」の弱バージョンが存在します。
さらに、「ウー」にはボタンで押す低音の「ウー」とフットペダルで押す高音の「ウー」があります。
また、「ピーポーピーポー」のサイレンボタンには、「ウー」と同様に「ピーポー」という文字が書かれている個体の救急車もあるようです。
実際にSNS上では、「『ウー』以外でも『ピーポー』のボタンを見たことがある」という声も多く見かけます。
ちなみに、「ピーポーピーポー」というサイレン音は、「ウー」というサイレン音と比較して威嚇性の低い音となっており、搬送中の怪我人や病人の精神的な負担を和らげる役割もあるようです。
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ちなみに、道路交通法施行令第14条には、「前条第1項に規定する自動車(緊急自動車)は緊急の用務のため運転するときは道路運送車両法第3章およびこれに基づく命令の規定により設けられるサイレンを鳴らし、かつ、赤色の警告灯をつけなければならない」と説明されています。
そのほかにも、車両運送法ではサイレンの音量も定められているなど、普段日常生活で目にする緊急車両には、さまざまな工夫がされています。
ウ~ボタンは知っていたが2種類あるとまでは知らなかった
ああ、車がどかないときに押すボタンですか。今朝も後方から来る救急車をガン無視して避けない車が信号待ち。ああいう時は緊急車両に譲る行為だから、信号無視で交差点内に入ってどちらかに寄ってあげれば通れるのにね。
分からないのか思考を放棄しているのか。耳が悪いのか。或いは・・・