ただの「RAV4」…じゃない! まさかの「アドベンチャー」仕様RAV4”PHEV”! タフ感高めな新発想「PHEV-OFFROAD PKG」の正体とは
豊田自動織機は、2023年1月13日から3日間にかけて開催された「東京オートサロン2023」にて、複数のトヨタ「RAV4」を展示しました。いずれも多少のカスタマイズはされているものの普通のRAV4に見えますが、実は大胆な変更がおこなわれたクルマたちです。
「アドベンチャー」顔の「RAV4 PHEV」?
2023年1月13日から15日の3日間にわたり開催された「東京オートサロン2023」では、フロントフェイスを別のクルマに変えてしまうようなボディキットが多く展示されました。
なかでも豊田自動織機は、トヨタ「RAV4」のプラグインハイブリッドモデルのフロントフェイスを、同じRAV4の「アドベンチャー」グレードのタフなデザインのマスクに切り替えたコンセプトモデルを参考出品していました。
豊田自動織機は、トヨタ車の一部モデルの生産をになうほか、エンジンやフォークリフト、自動車部品の生産をおこなう会社です。
一方RAV4は、1994年の初代発売以来、本格的なクロスオーバーSUVとして人気を博してきたモデル。現行型は2019年に登場した5代目ですが、このRAV4は、豊田自動織機が、企画・デザイン・設計など製品開発段階に携わって誕生したモデルで、生産もおこなっています。
今回展示されるのはRAV4のうち、プラグインハイブリッドシステムを搭載するモデルを、オフロードとオンロードでそれぞれ異なる魅力を表現したというカスタムを施した3台です。
なかでも「PHEV-ADVENTURE」と「PHEV-OFFROAD PKG」では、RAV4の人気グレード「アドベンチャー」のフロントフェイスが取り付けられています。
一見すると違和感はありませんが、RAV4のプラグインハイブリッドモデル(Zグレード)では、2023年1月現在、XやGといった通常グレードと同様のスタイリングで、「アドベンチャー」グレードは存在しません。
豊田自動織機は、そんなRAV4のプラグインハイブリッドモデルに「アドベンチャー」グレード仕様のモデルを作成したのです。
さらに、「PHEV-OFFROAD PKG」では、「PHEV-ADVENTURE」のようにAdventure仕様にするだけでなく、グリル下部にランプを追加するほか、マッドフラップや、大型のルーフレールとその上に装着されるルーフラック、ラダー、ウォータータンクが装備され、オフロードテイストが強化されています。
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今後実際にこのようなアドベンチャー仕様のRAV4のプラグインハイブリッドモデルが販売されるかどうかについて、正式な発表はありませんが、ユーザーのニーズが高ければいつ日か実現するかもしれません。
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