トヨタ新型「プリウス」のシートは”座る”だけで「走行性能」向上!? ミラクル装備「除電スタビライジングシート」とは

2022年11月16日に7年ぶりの全面刷新で5代目モデルへとなった新型「プリウス」。よりスポーティに進化した新型プリウスには、「除電スタビライジングシート」が搭載されました。どのような効果が得られるのでしょうか。

座るだけで走行性能向上!? 「除電スタビライジングシート」とは

 2022年11月16日に7年ぶりの全面刷新で5代目モデルへとなった新型「プリウス」。2023年1月10日にはハイブリッドモデルから、国内先行発売がおこなわれました。

 そんな新型プリウスには、座るだけで走行性能が向上するという「除電スタビライジングシート」が装備されています。

 どのような性能を持ったシートなのでしょうか。

新型「プリウス」のシートは座るだけで空気の流れが綺麗に?
新型「プリウス」のシートは座るだけで空気の流れが綺麗に?

 プリウスは、「21世紀に間にあいました。」のキャッチコピーで、1997年に世界初の量産型ハイブリッドカーとして誕生したクルマ。これまでに4世代のプリウスが登場し、グローバル累計で約505万台と数多くの販売を記録しました。

 誕生から25年間たった2022年に誕生した5代目となる新型プリウスは、強みである高い環境性能に加え、「一目惚れするデザイン」と「虜にさせる走り」を兼ね備えたクルマを目指して開発がおこなわれました。

 ボディサイズは、全長4600mm×全幅1780mm×全高1430mm、ホイールベースは2750mmと先代モデルと比較して少し拡大。

 エクステリアでは、プリウス独自のアイコンである「モノフォルムシルエット」を引き継ぎながら、第2世代TNGAプラットフォームによる、さらなる低重心化や、19インチ大径タイヤの採用によって、よりスポーティーでスタイリッシュなプロポーションへ進化しました。

 インテリアは、「アイランドアーキテクチャー」コンセプトにより、圧迫感のない広々とした空間と運転に集中しやすいコックピット感覚を両立。直感的に操作ができ、ドライビングを楽しめる室内空間となっています。

 パワートレインには、1.8リッターエンジンもしくは2.0リッターエンジン+ハイブリッドシステム(HEV)と、2.0リッターエンジン+プラグインハイブリッドシステム(PHEV)の3種類を用意。このうちHEVモデルが、2023年1月10日に販売開始されました。

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 そんなスポーティな進化を遂げた新型プリウスですが、運転席に「除電スタビライジングシート」が装備されています。

 この新機能は、2021年11月に発売されたカローラシリーズの特別仕様車「50 Million Edition」に初めて導入されたものです。

 シートの一部に除電機能付き表皮を設定することで、ドライバーと周辺に溜まっている静電気をボディ全体に分散させて帯電量を軽減させます。その結果、走行中に発生する静電気による空気の乱れを抑制してスムーズな流れを実現でき、安定した車両挙動に貢献するとともに、より疲れにくく、気持ちのいいドライビングに寄与するとトヨタでは説明します。

 このシートは、上位グレードとなるZ、Gには標準装備され、サブスクリプションサービス「KINTO」専用グレードとなるUでは、オプションとなります。

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