突然「ETCゲートが開かない!」 一体なぜ? 思わぬ「トラブル発生」どう対応すればいい!?
有料道路を通行する際、多くの人が利用しているETCですが、なかにはETCゲートが開かないというトラブルが発生するといいます。どんな理由があるのでしょうか。
突然「ETCゲートが開かない!?」そんな時どうしたら?
有料道路を通行する際に便利なETCですが、なかにはETCゲートが開かず通行できないケースがあるといいます。
では、ETCゲートが開かない場合、どのように対応すればいいのでしょうか。
ETCは高速道路や有料道路の出入口などで、通行券や対面での料金支払いを省略して通行料金を支払うことができるシステムです。
NEXCO西日本によれば、ETCカードを車載器に挿入したクルマが、料金所のETC専用レーンを通ることで、料金所のアンテナと車載器のあいだで無線通信をおこない、有料道路の通行料金の支払いに必要な情報のやりとりをしているといいます。
料金所のETCレーンには、一般レーンと同様に「開閉バー」と呼ばれるゲートが設置されており、車載器と料金所のアンテナとの間で正しく通信できればゲートが開く仕組みになっています。
そんなETCゲートについて、なかにはゲートが開かないトラブルが発生するケースがあるといいます。
たとえば首都高速道路では、ETCカードが正しく挿入されていない場合や、カードの有効期限切れのほか、車載器が原因となる通信不良や通行時の速度超過などによっても、ゲートが開かないことがあるといいます。
ゲートが開かなかった場合には、無理やり通り抜けたりせず、その場で停車し料金所の係員に連絡してその指示に従うようにしましょう。
またバーが開かず停車した場合は、後続車に追突される危険があるので、バックしないように注意が呼びかけられています。
またNEXCO西日本でも、首都高と同様にETCカードの期限切れや破損のほか、「アンテナの電波をさえぎるものがある場合」や、入口料金所からの距離に対して著しく長い時間をかけて出口料金所に到着された場合などの「走行経路などの確認をする場合」などについて、ゲートが開かない場合があると説明。
対処法として四輪車の場合、開閉バーに接触しないよう停車し、インターホンの声が聞こえるよう窓を開け、料金所係員の指示に従うようにします。
入口料金所でゲートが開かなかった場合は、発券される通行券を受け取ることでゲートが開きますが、出口料金所ではETCレーンを通行することができないため、一般レーンで通行券とETCカードを係員に渡し、料金を精算します。
反対に、入口ではETCレーンを通過したにもかかわらず、通行料金を支払う料金所でゲートが開かなかった場合は、係員に対面またはインターホンで対応してもらうため、その場で停車してレーン内で待つことになります。
やむを得ずETCレーン内に停車する際には、後続車との事故防止のため、ハザードランプを点灯しておくのが良いでしょう。
このように、ETCレーンではカードが正しく挿入されていないケースや通信不良などによって、ゲートが開かない場合があるほか、前方のクルマがゲートが開かないことによって急に停止してしまう可能性もあります。
これらの事態に対応するため、高速道路各社ではETCレーンを通行する際には前方のクルマとの車間距離を十分にあけて、時速20km以下に減速してから進入するよう注意喚起しています。
また、ETCレーンでのゲートが開かないトラブルを防止するため、ETCカードの有効期限を確認し、カードの向きを間違えないよう確実に挿入することや、ETC車載器のアンテナの上に物を置いて隠してしまわないよう注意が必要です。
ほかにも、ETCレーンで減速せず通過してしまうと、通信不良で料金の精算が正しくできない可能性があるほか、ゲートや前方の車にぶつかって事故を起こしてしまうリスクがあるため、しっかり減速して通行するよう心がけましょう。
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高速道路などで便利なETCですが、さまざまな理由によりゲートが開かないことがあります。
もしゲートが開かなくても慌てることなく、入口料金所であれば通行券を受け取り、出口料金所では係員の指示に従い、通行料金を支払いましょう。
ETCカードの挿入忘れなどに注意し、ゲートが開かず停車してしまった場合は、ハザードランプを点灯させるなど事故防止に努めることが大切です。
頭のおかしなドライバ―がおおいから、追突されるリスクも結構高いんだよね…。
集団暴走(徐行せず&異常な車間距離で特攻)の最中にETCのカードトラブル。結果多重事故・人身事故をおこした総理一行もいたし。
ETCには徐行義務があるとか、車を運転するときは車間距離というものが存在するとか、理解できないひとはハンドルをにぎってはアカン。