トヨタ新型「クラウンセダン」お披露目! 全長5m超え正統派セダン! SUV・ミニバンに続き中国に投入へ
トヨタ新型「クラウン」が中国・広州モーターショーで発表。新型「クラウン セダン」と新型「クラウン スポーツクロス」が現地に投入されることになります。
2タイプの新しい「クラウン」をお披露目
中国でのトヨタの合弁会社のひとつである「一汽トヨタ」は2022年12月30日、新型「クラウンセダン」を広州モーターショーで発表しました。
新型「クラウン」は2022年7月に日本で世界初公開され、従来のセダンに加え、SUVタイプの新型「クラウン クロスオーバー」、新型「クラウン スポーツ」、新型「クラウン エステート」の4つのタイプが登場。同年9月には新型クラウン クロスオーバーが国内で発売され、残る3タイプは2023年に登場する予定となっています。
新型クラウン セダンの外観デザインは、新型「プリウス」でも取り入れられた「ハンマーヘッド」と呼ばれるシャープなLEDライトを採用。左右のヘッドライトをつなぐようなLEDが先進的な表情を演出するとともに、縦基調のブラックグリルはアグレッシブな印象となっています。
さらに、セダンでありながらクーペのようなシルエットを実現したほか、リアのテールランプは横一文字とし、最近のトヨタ車・レクサス車と共通点を感じさせる意匠を採用しました。
全長5030mm×全幅1890mm×全高1470mm、ホイールベース3000mm(2022年7月時点での開発目標値)という堂々たるボディとされ、トヨタの本格四駆「ランドクルーザー」(全長4985mm)よりも全長が長く設定されます。
なお、広州モーターショーでは、新型クラウン セダンに加え、新型「クラウン スポーツクロス」も公開されました。
新型クラウン スポーツクロスは日本のクラウン クロスオーバーに当たるモデルで、中国では2.5リッターハイブリッドが36万9000元(約701万円)、2.4リッターターボハイブリッドが42万9000元(815万円)に設定されます。
※ ※ ※
中国では「クランシリーズ」として、3列シートSUV「クラウン クルーガー」(ハイランダー)やミニバン「クラウン ヴェルファイア」(ヴェルファイア)が展開されるなど、クラウン(王冠)を装着したモデルが販売されています。
セダンに関しては、1964年に中国に輸出され、人気を誇っていましたが、その後輸出が中断。2005年に現地生産という形でクラウンが復活したものの、2020年4月に製造が終了しました。
中国でクラウン セダンが復活するとともに、新たなラインナップに新型クラウン スポーツクロスが加わることになります。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。