“レギュラー車”に「ハイオクガソリン」入れたらどうなる? ディーゼルにガソリンは絶対NG!? 気をつけたい“燃料の入れ間違え”とは

エンジンを搭載する自動車用の燃料には、主にレギュラーガソリン、ハイオクガソリン(プレミアムガソリン)、軽油の3種類があります。これらはそれぞれどのような特徴を持ち、万が一入れ間違えてしまった場合にはどのようなことが起こるのでしょうか。

軽油指定車にレギュラー・ハイオクを入れるとどうなる?

 軽油を使用するディーゼルエンジン車にガソリンを入れてしまうことには大きな問題があります。

ガソリンエンジンとディーゼルエンジンは見た目では分かりづらい
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンは見た目では分かりづらい

 間違えて入れてしまった場合は、エンジンをかけてはいけません。

 うっかりエンジンを始動してしまった場合、最初はエンジンが掛かるかもしれませんが、ディーゼルの特性である力強さが低下、次第にエンジン音は高く変化しアイドリングは不安定となってきます。

 そして、マフラーからは白煙が出てくるようになり、ガソリンが循環してしまうとインジェクターや燃料ポンプの摩耗や焼き付きに繋がるため交換まで必要となる可能性があります。

 軽油とガソリン双方の比率によって、入れ間違いでも走れてしまう場合もあれば、走行不可となる場合もあります。

 ともあれ大前提として、ディーゼル車に間違えてガソリンを入れてしまった場合は、絶対にエンジンを始動せず、その前に軽油を抜き取る必要があります。

※ ※ ※

 前述の通り、自動車燃料にはレギュラーやハイオク、軽油があり、それぞれには特徴があるので、自動車の仕様に合わせた適切な油種を選択しなければなりません。

 レギュラー車にハイオクならトラブルにはならないという例もありますが、指定以外の燃料では故障にも繋がります。

 給油する前には必ず取扱説明書や給油口にて、油種をしっかり確認してみましょう。

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