トヨタ「ハリアー」サイズのホンダ「新型SUV」正式発表! 快適なオシャ内装が魅力的! 新型「ブリーズ」353万円から中国で発売
ホンダの中国法人は、2022年12月23日、ホンダと中国・広汽集団の合弁会社「広汽本田」より、新型SUV「ブリーズ」を発売しました。CR-Vの姉妹車のようですが、どのようなクルマなのでしょうか。
ホンダ新型SUV「ブリーズ」発売
2022年12月23日、ホンダの中国法人は、ホンダと中国・広汽集団の合弁会社「広汽本田」より、新型SUV「ブリーズ」を発売しました。
ブリーズは、中国市場において、ホンダ「CR-V」の姉妹車として展開されるモデル。
CR-Vといえば、5人乗りもしくは7人乗りのクロスオーバーSUVで、日本で販売されている現行型(5代目)は、2022年に生産を終了し、在庫販売のみとなりました。
2022年7月にアメリカで発表された新型CR-V(6代目)が展開されていますが、現在国内での販売について正式なアナウンスはありません。
今回発売された新型「ブリーズ」のベースとなっているのも、この新型CR-V(6代目)です。
余談ですが、ホンダは中国において、東風汽車との合弁会社である「東風ホンダ」と、広州汽車との合弁会社である「広汽ホンダ」の2つの合弁会社を設立していますが、このうち新型CR-V(6代目)は東風ホンダから販売されており、広汽ホンダが販売するのがブリーズです。
新型ブリーズは、ホンダが、「広々としたスペース、究極の先進安全性、先進のインテリジェンスを備えたクルマ」と表現する5人乗りもしくは7名乗りのSUV。
ボディサイズは、全長4716mm×全幅1866mm×全高1691mmでホイールベースが2701mm。新型CR-V(6代目)と比較するとわずかに大きく、国内で販売されている車両でいえば、トヨタ「ハリアー」に近いサイズ感です。
エクステリアは、新型CR-Vとは一味違い、無塗装樹脂パーツを使用せず、ボディ下部には黒もしくはボディ同色のガーニッシュが配され高級感を演出しているほか、損壊感のある大きなグリルがバンパー下部に配されます。
インテリアでは、MMコンセプト(Man-Maximum, Machine-Minimum、つまり「占有スペースを最大化し、機械スペースを最小化」をさらに進化させ、室内空間を大幅に向上。ミニバンに匹敵する快適な着座姿勢と、静かな空間を実現しています。
例えば、7人乗り仕様の3列目シートは、フルフラットフロアで高いルーフ高さを誇り広い空間を確保するほか、エアコン吹き出し口なども装備され、快適性が向上しています。また、2列目シートのワンタッチスライド機能で乗り込みが容易になり、3列目シートをたためば、478Lのトランク容量を確保できます。
パワートレインには、最高出力約193馬力・最高トルク243Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒ターボエンジンを採用、これにCVTが組み合わされます。
先進安全装備には、広汽ホンダとして初めて、カメラとレーダーをアップグレードし、ミリ波レーダーを5台に増加して検出角度を360°に引き上げた「Honda SENSING 360」を全車標準装備しました。これにより、道路状況の変化をリアルタイムで幅広く正確に捉え、先進の人工知能技術とビッグデータ解析により、安全で直感的な運転支援を実現しています。
価格は、ベースグレードとなる「240ターボ精鋭版(エリート)」が18万5900元(約353万円)、最上級モデルとなる「240ターボ尊享版(プレミアムエディション)AWD」が24万9900元(約475万円)です。
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価格など詳細は発表されていませんが、新型ブリーズの発表にあわせ、ハイブリッド(e:HEV)モデルとプラグインハイブリッド(PHEV)モデルについても公開されました。
今後これらのモデルも販売されるものと思われます。
中国には、この程度でいいのかもしれないけど、最近の本田デザインはどれも凡庸で、面白みに欠ける。