レクサスの2ドアクーペ新「RC」登場! ハンドリング向上&先進装備充実させ23年1月発売 約580万円から
レクサスは2ドアクーペ「RC」「RC F」の改良モデルを2023年1月9日に発売します。何が改良されたのでしょうか。
レクサスの高級スポーツクーペ「RC」が改良
レクサスは2022年12月22日、2ドアクーペの「RC」「RC F」の改良をおこなったと発表しました。
改良モデルは2023年1月9日に発売予定です。
レクサス「RC」は2014年に発売された2ドアクーペで、レクサスに共通するエレガントなデザインと、走りの楽しさを追求した走行性能が特徴となっています。
ハイパフォーマンスモデルの「RC F」は、最大出力472馬力・最大トルク535Nmを発揮する5リッターV型8気筒自然吸気エンジンと8速SPDS(Sport Direct Shift)を搭載し、専用サスペンション、ブレーキ、空力パーツなどの装備を採用した最上級モデルです。
今回の改良では、RC・RC Fともにホイールの取り付けを従来のナットからボルト(ハブボルト)へと変更し、ショックアブソーバーや電子制御サスペンション「AVS」、電動パワーステアリング制御を変更することでハンドリングの向上を図ったとしています。
ホイール取り付けのハブボルト化にともなって、RCでは「F SPORT」グレードにエンケイ社製ホイールを設定。RC Fも新デザインの鍛造アルミホイールが採用されています。
RC Fではフロントとリアのボディ剛性バランスを見直し、Dレンジでのパドルシフトによる変速制御を変更し、気持ちのよい走りを実現したといいます。
インテリアでは、RC・RC Fの両モデルともインパネ中央に設置されているマルチメディアシステムにタッチパネル式ディスプレイを新たに採用。
同時に、インパネ上部のデザインを変更しサイドのエアコン吹出口形状を丸形へ変更することで、スポーティさを演出しています。
改良では予防安全・先進運転機能も向上しています。
予防安全支援の「レクサスセーフティシステム+」に昼間時の自転車や夜間の歩行者、対向直進車、道路を横断する歩行者を検知できるように改良されたほか、緊急回避時のドライバーのハンドリングを助ける緊急時操舵支援なども追加となっています。
また、同一車線走行支援機能「レーントレーシングアシスト」の車線認識にAIを用いて支援範囲が拡大され、「レーダークルーズコントロール」にカーブ手前で減速する機能なども追加されました。
RC改良モデルの価格(消費税込)は581万4000円からで、RC Fは1058万円からとなっています。
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開発を担当したレクサス インターナショナルの小林直樹氏は、新型RC・RCFについて次のように説明します。
「今回発表のRCとRC Fは舵の効きや正確性の向上といった車両性能の進化を図るべく、(スポーツセダン)『IS』の技術展開であるホイール締結をナットからハブボルト化する事を起点にアブソーバーやEPSを最適化しました。
RC Fはバネやスタビライザー、ボディ剛性に至るまで最適化し、回頭性と乗心地を大幅に向上させています。
RCは街乗り、RC Fはそれに加えサーキットといった様々な舞台で、FRのクーペらしく、ドライバーの描くイメージどおりに駆け抜ける走りの楽しさを是非ご体感ください」
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