プレミアム路線の新型「ZR-V」はホンダファンに受け入れられる? 「ヴェゼル」との違いに興味津々!?
新型ZR-Vってどんなクルマ?
新型ZR-Vは、11代目の現行シビックのプラットフォームを使用したSUVです。
グレードは、スタンダードな「X」とラグジュアリーな「Z」というシンプルなラインナップ。それぞれ2WD(FF)と4WDが選択可能になっています。
パワートレインは2リッターハイブリッド「e:HEV」と、1.5リッターVTECターボエンジンが用意されました。

ボディサイズは全長4570mm×全幅1840mm×全高1620mmで、ホイールベースは2655mm、最低地上高は190mmとなっており、ヴェゼルをひと回り大きくしたボディで都会でもちょうど良いサイズといえそうです。
最低地上高が190mmの割には全高1620mmとSUVとしては低めの数値。前席・後席ともにヒップポイントを低めにすることで頭上空間の確保とリア周りの絞り込まれたデザインの採用が可能になったといいます。
クルマの印象を決定づけるエクステリアは、今回まったく新しいデザインとなり、新世代のホンダ車の方向性を垣間見ることができます。
上級グレードの「Z」はホイールアーチを含む樹脂モールがボディ同色になっているため、より都会的な印象。日常の使い勝手の良さを確保しつつも、クーペスタイルのクロスオーバーSUVでプレミアム路線を目指しているようです。
ちなみにインテリアにも最新のデジタルメーターを搭載、スマートフォンがキーの代わりになる「Hondaデジタルキー」の採用など、新世代のハイブリッドらしい新装備も搭載。
燃料タンクの容量が57リットルと新型「ステップワゴン」の52リットルよりも大きいため、WLTモード燃費が22.1km/Lのハイブリッドモデルなら無給油で1000km以上走れる計算になり、連続走行距離が長いことも大きなメリットになるでしょう。
Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ
2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。























