丸目のレトロ感ヤバい! スズキの軽トラ「キャリイ」を昭和に“イメチェン”するキット発売 約26万円から

スズキの軽トラック「キャリイ」をベースに昭和レトロ感を演出したコンプリートカーとフロントフェイスキットが2022年12月12日に発売されます。どのような商品なのでしょうか。

現行「キャリイ」が昭和レトロな軽トラに!?

 クルマのエアロパーツやキットカーなどのデザイン制作をおこなう埼玉県所沢市の夢久(ムーク)は、スズキの軽トラック「キャリイ」のフロントフェイスを昭和レトロ風に演出する「キャブ(Cab)」コンプリートカーとフェイスキットを発売します。

大きな丸目がかわいすぎ! ムークのキットを装着したスズキ「キャリイ」
大きな丸目がかわいすぎ! ムークのキットを装着したスズキ「キャリイ」

 ムークのキャブは、スズキの軽トラック「キャリイ」のフロントフェイスを1969年に登場したマツダ「ポーターキャブ」を思わせるレトロなデザインとしたものです。

 開発の経緯は、従来商用ニーズがほとんどであった軽トラが、趣味やDIYなど一般のニーズにおいても増加しているなか、「軽トラで買い物は嫌だ」というユーザーからの声をヒントに、軽トラが可愛くならないかを考えて生まれたと説明します。

 フェイスキットのデザインはポーターキャブ(マイナーチェンジ後)のフロントフェイスをオマージュしており、大きな丸いヘッドライトとその周りをかこみ左右でつながった形状の黒いライトベゼル、控えめな形状のフロントバンパーが特徴となっています。

 取付けは容易にできる設計となっており、車検は検査場に持ち込んでもそのまま通る設計だといいます。フェイスキットの内容はFRP製のフロントマスクにライトベゼル、フロントバンパー、IPF製5インチヘッドライト、ウィンカー、サイドマーカー、配線がセットになっています。

 キットの価格(消費税込)は25万8500円となっており、新車のキャリイから製作しカラーの変更などもおこなえるコンプリートカーも設定されます。

※ ※ ※

 ポーターキャブは、1969年に発売されたキャブオーバータイプの軽トラックです。マイナーチェンジ後はフロントフェイスの加飾が変わり、まるで動物の「パンダ」を思わせる可愛らしいデザインとなったことが特徴です。

 なお、ポーターキャブは一度もフルモデルチェンジがおこなわないまま1989年に生産を終了し、スズキからOEM供給された「スクラム」が後継車となっています。

スズキ・キャリイ のカタログ情報を見る

【画像】「レトロ仕様」に海外向け「ガチキャンプ仕様」も! 一風変わった「キャリイ」たちを画像で見る(19枚)

「えっ!カッコいい!」 マツダの「スゴいSUV」登場! どこが良いの?

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー