かつて人気の「サンルーフ」新車の設定なぜ減った? 中古車では人気あり! いま改めて注目される訳
「最近サンルーフ開けてない…」オーナーの本音とは
それでは、サンルーフに関してメンテナンス面ではどのような注意点があるのでしょうか。神奈川県のH整備士に取り扱いや不具合の出やすい箇所などを教えてもらいました。
「サンルーフの場合、メインのガラス面に傷やヒビが入るなどの心配はほとんどないのですが、ボディとの接合部分になるゴム製モールなどが劣化しトラブルを引き起こすことが多いです。
サンルーフ車で雨漏りする原因の多くがゴムモール類の劣化ですし、ここから水が侵入しサンルーフを稼働させるフレーム部分やガイドレールにサビを発生させることもあります」
ゴムモール類はボディのような塗装面という保護膜もないため、直射日光に含まれる紫外線により劣化がさらに進みやすくなります。さらに雨風にさらされる部分でもあり、丁寧なケアを心がけてほしいそうです。
「気をつけていただきたいのは、最近のクルマはパーツのストックが限られており、10年も経つとパーツそのものが探しても見つからないということもあります。
これがボンネットやフェンダー、バンパーなど大きな部品ならまだしも、モール類のような細かい保安部品は欠品しやすいんです。
サンルーフ車を長く乗りたいのであれば、パーツのストックがあるうちにサンルーフのゴムモールを手に入れておくということも考えておいてください」(H整備士)
また日頃のケアも、洗車ではブラシなどでゴシゴシ洗い過ぎない、ゴムや樹脂製品用の保護剤などで表面をケアする、固着を防ぐために1か月に1回は稼働させるなどを実践すると良好な状態が保てるそうです。
サンルーフ装着車のオーナーは、どのようなところにメリットを感じているのでしょうか。
トヨタ「RAV4」に乗っているAさん(東京都・40代男性)は、SUVならではの大きなサンルーフを気に入ってチョイス。後席に乗せることが多いペットの大型犬(ケージ入りですが)に少しでも解放感を感じさせてあげたかったというのがサンルーフを選択した理由だといいます。
「犬をクルマに乗せるときは安全を考慮してケージに入れています。
ただ、やはり締め切った車内だと、ただでさえ狭いケージで息苦しくなってしまいますし、季節によっては犬も匂いやすくなるので、風を直接受けにくいのに換気ができるサンルーフをオプションで装着しました。
購入してから気がついたんですが、ドライバーは運転中に前を見ているので頭上の解放感をあまり味わったことがありません。
ガラスサンルーフということも相まって、助手席や後部座席からは十分解放感を感じられたみたいで好評です」
ほかにも数名のサンルーフ車オーナーに話を聞いてみましたが、もっとも多かった意見が「最近使ってない」というもの。
最初はオープンカー気分で楽しめるのですが、徐々に解放感より静粛性や快適性を優先するようになってしまうとのことで、Aさんもペットを同乗させるとき以外は閉めっぱなしなのだそうです。
「滅多に使わないけど付いてるというのも、それはそれで満足度は高いです。以前はタバコを吸っていたので、なおさら換気ができる機能は解放感以上に重要でした」(サンルーフ付きRAV4オーナー Aさん)
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1990年代から2000年代のサンルーフが非常にもてはやされた時代で、実用性に乏しいオープンカーは買えなくても、ルーフを開けてプチオープン気分を味わえるサンルーフは、贅沢装備の代表格でした。
中古車市場で人気とはいえ、新車でのオプション設定が減っている現状では、装着車が中古車として出回ることが減っていってしまいます。今後、サンルーフはレアな装備となっていくのかもしれません。
なんかトンチンカンな記事、以前に比べてサンルーフサンルーフって言わなくなったのは乗った事ある人が増えたからでは?
結局サンルーフってチルトさせるだけの物であってスライドさせて車走らせる人居ないし、別にサンルーフ無くてよくね?ってなってるだけでしょ、私がそうだし。
あとコロナとか換気とか全く関係ないと思うし開閉出来ないガラスルーフ暑いとか無いでしょ、エアコン付けてるのに。
そらならサンルーフ付いてる人は涼しいからみんな開けてる事になる。