レクサスRXの新顔「スピンドルボディ」は不評ぎみ? 「肉眼の方がかっこいい」の声も 従来の「スピンドルグリル」とどう違うのか
2022年11月18日に発売された新型「RX」ですが、とくに目を引くのがエクステリアデザインです。今回「スピンドルボディ」と名を変え外観が大きく変わりましたがこれについて、ユーザーからは賛否の声が寄せられています。
「スピンドルボディ」実際どう?ユーザーの反応は
レクサスは、グローバルコアモデルとなる新型「RX」を2022年11月18日に発売しました。
なかでもエクステリアデザインが従来モデルから大きく進化したのが特徴的です。では具体的に、どのように変わったのでしょうか。
RXは、1998年に北米にてラグジュアリークロスオーバーSUVとして誕生。
2022年9月末時点までの期間で、約95の国と地域で累計約362万台を販売するなど、ラグジュアリーSUV市場を代表するモデルとなっています。
今回の登場で7年ぶりの全面刷新を遂げた5代目新型RXですが、なかでもエクステリアデザインが目を引きます。
これまでもレクサスの独自性を主張してきたフロントグリルですが、先代RXの「スピンドルグリル」から「スピンドルボディ」に名を変え、ボディとフロントグリルが一体となったデザインへと大きく変化しました。
そもそも従来のスピンドルグリルとはどういったデザインだったのでしょうか。
スピンドルグリルは、逆台形のアッパーグリルに、台形のロアグリルを組み合わせた形状のグリルです。
かつて4ドアセダンの「GS」に採用されており、次世代レクサスフェイスを象徴するデザインとして、RXには2012年4月のマイナーチェンジで新採用されました。
2015年10月に登場した4代目RXでは、切り返し位置を高く置き、薄くシャープなアッパー部と分厚く堂々としたロア部を対比させ、鋭さと力強さを両立したデザインに。
その後、2019年8月のマイナーチェンジでは、L字モチーフのブロックメッシュパターンを採用したスピンドルグリルとなり、グリル部分にはメッキ加飾が施され、フロント部分がより強調されたデザインとなりました。
そんななか、今回登場した5代目新型RXは、従来のスピンドルグリルの形は残しつつも周囲を縁取るメッキがなくなり、よりボディ部分に馴染んだデザインに進化。
またスピンドルボディと冷却機能の両立のため、マーク下端までボディ色としボディとグリルを融合させた、シームレスな表現で新しいレクサスの独自性に挑戦したとしています。
従来のRXデザインから大きく変わったスピンドルボディのデザインについて、ユーザーからは、「フロントグリルはあまり好みではないなあ」「受け入れるのには時間がかかる」や、「肉眼で見た方がかっこいいかも」との声がありました。
デザインが進化したことで、新デザインに慣れないというユーザーの声もあり、やや否定的な声が多く見られました。
一方で、「ボディ全体でレクサスを表現するのは良いなあ」「スピンドルボディ、イケてた」「最初は違和感あったけど見慣れてきた!」など好評の声もあり、ユーザーによって好みが分かれるデザインといえそうです。
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そんな新型RXは、今回従来の一般販売に加え「抽選販売」という方法が取られており、すでに販売店では問い合わせが殺到しているとのことです。
販売枠が限られる新型RXは、手にできるユーザーは限られるといえそうです。
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