デカすぎる! 車幅を“約3m”に拡大!? 目が“バグる”超幅広「VWセダン」を中国ユーチューバーが自作してしまう
中国の自動車を扱うユーチューバーのWheelsboyは、YiChe Garageが作成したVW「ラマンド」の全幅拡張仕様「ラマンド5XL」についての動画を投稿しました。全幅は3m近くにもなるという異常なクルマです。
全幅約3m!? 思わず二度見な“超幅広”カーとは
Wheelsboyは中国の自動車を評論するユーチューバー。中国で販売される新車だけでなく、改造車や旧いクルマについてもレビューをおこなっています。
そんなWheelsboyが2022年9月に公開した動画で取り上げたのが、YiChe Garageが作成しVW「ラマンド」の全幅拡張仕様「ラマンド5XL」でした。
Wheelsboyはこれまでに、理想汽車やBYD、NIOなど中国のクルマの紹介動画を自身のユーチューブチャンネルで公開してきました。
そしてWheelsboyが紹介するクルマのベースとなったラマンドは、ドイツのフォルクスワーゲンと上海汽車の合弁会社「上海フォルクスワーゲン」が中国で展開するコンパクトセダン。現行モデルは、2022年に登場した2代目となるラマンドLです。
そんなラマンドL をYiChe Garageが全幅3m近くまで拡張させた、その名も「ラマンド5XL」に仕立てました。
ラマンド5XLは、ラマンドLを中央で分断し造られています。通常は全長4784mm×全幅1831mm×全高1496mmのラマンドLを車幅3mほどになるまで拡大させました。前後のガラスを加工するのは高価なので、アクリル板を代用したといいます。
車幅が拡張されたことで、前列3人乗り、後列4人乗りの7名乗車が可能に。また大幅に拡がった助手席ダッシュボードには、巨大なモニターが追加されています。
一方、巨大になったリアハッチはとても重く、開けるのも困難なようです。またフロントボンネットを開けるとエンジンが左寄せ搭載されていることが確認できますが、このクルマは、エンジンに隣接する左一輪のみを駆動輪としているとのことです。
ラマンド5XLは拡張された車幅により、公道は走行することが出来ません。Wheelsboyは、サーキットで試乗をおこないましたが、本来のラマンドLは最高時速200km/Lであるところを、ラマンド5XLでは時速30km/h以下での走行しか許されませんでした。それでも、Wheelsboyいわく「コーナーというコーナーでバラバラになりそうだった」とのことです。
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YiChe Garageは、このラマンド5XLの他にもスズキ現行「ジムニーシエラ」のオープントップ仕様や、中国でもっとも売れたEV宏光「MINI」を6輪仕様化した「Big EV 6×6」など、特殊すぎる改造車を複数製作しています。
中国にはYiChe Garageのように、巨大なクルマや完璧なコピースーパーカーなど、驚くべきクルマを自作で造る人がほかにもいるようで、動画投稿サイトなどで創意工夫に溢れたさまざまなクルマを見ることが出来ます。
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