最大で13.9馬力アップ! GR86/BRZ用「スーパーマニホールド with キャタライザー GTスペック」発売 HKS
HKSよりGR86/2代目BRZに適合するエキゾーストマニホールドが発売されました。純正品と比べ、大幅な排気効率の良さを実現しています。
HKSから待望のエキマニがついに登場!
自動車アフターパーツメーカーのHKS(エッチケーエス、静岡県富士宮市)は、GR86(ZN8)および2代目BRZ(ZD8)に適合するエキゾーストマニホールド「スーパーマニホールド with キャタライザー GTスペック」を発売しました。FA系エンジンにありがちな中回転域でのトルクの落ち込みを大きく改善するとが可能です。
自動車用の「エキゾーストマニホールド(エキマニ)」とは、エンジンに複数設けられている排気流路をひとつにまとめる排気管のことです。排気効率はエンジンの出力に影響を及ぼすものであり、流路を整えることでその性能をより引き出すことが可能です。
HKSの「スーパーマニホールド with キャタライザー」シリーズは、そのエキゾーストマニホールドとキャタライザー(触媒。この場合、排気ガスの有害成分を無害化するもの)を組み合わせたパーツです。
GR86/2代目BRZ用「スーパーマニホールド with キャタライザー GTスペック」の特長のひとつはこの触媒で、純正の目の細かいセラミック触媒に対し、低密度のメタル触媒を採用していることです。これにより排気抵抗を大幅に減少させながらも「平成30年排ガス規制」に適合しており、第三者機関による証明も取得しています。
また、その排気管のレイアウトも特長のひとつです。エンジンから4本伸びるパイプを2本、1本と収束させているのですが、これについてHKSは「4-2-1等長レイアウトを採用」「4本部分のレイアウト検討を重ね、完全等長レイアウトを実現」といい、より効率的な排気を実現するとしています。
これと、HKSのマフラー「ハイパワー スペックL II(32016-AF101)」とを組み合わせた場合、ノーマル車両との比較試験では、4300rpm時に出力差が最大となり、出力にして10.2kW(13.9PS)、トルクにして22.5Nm(2.3kgf・m)と、いずれも約11%の出力向上が認められたそうです。
価格は19万8000円(税込)となっており、GR86、2代目BRZ、いずれも2022年11月14日現在はMT車のみ適合を確認しているとのことです。
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