トヨタ「ハリアー」超えな上質さ!? アウトドアも可能なマツダ新型「CX-8」特別モデルの豪華な「オシャ内装」とは
マツダは、「CX-8」の改良モデルを2022年11月2日に発表しました。なかでも今回、特別仕様車を発表したのが特徴のひとつですが、具体的にどういったモデルなのでしょうか。
アクティブさを兼ね備える特別仕様車「グランド ジャーニー」とは
マツダの3列シートクロスオーバーSUV「CX-8」が大幅商品改良をおこない、2022年11月2日から予約を開始しました。
今回の発表では、テイストの異なる世界観を表現した特別仕様車の登場が特徴のひとつですが、一体どういったクルマなのでしょうか。
2017年12月にデビューしたCX-8は、国内向けとしてはマツダ初となる3列シートレイアウトのSUVです。
2018年と2019年に国内3列シートSUV車の年間販売台数1位を獲得するなど、国産3列シートSUVの代表格といえます。
また2022年9月に新型「CX-60」が発売されるまでは、国内マツダ車TOPのフラッグシップモデルでもあり、現在もプレミアムSUVという位置づけを担っています。
今回の改良では最新の魂動デザインを取り入れたスタイリングに進化したほか、利便性や安全性に関する機能面の向上がはかられました。
なかでも、今回の発表では特別仕様車「Grand Journey(グランドジャーニー)」が追加されたのが特徴のひとつです。
CX-8と比較検討されるモデルのなかでもっとも多いのは、高級SUVのトヨタ「ハリアー」ですが、今回発表された新型CX-8の特別仕様車には、どういった特徴があるのでしょうか。
グランドジャーニーは、「家族とさまざまな場所に行きたい」をコンセプトにアクティブさを兼ね備えたモデルで、昨今のアウトドア需要に寄り添ったクルマに仕上がっています。
エクステリアは、フロントの特徴であるグリル部分にガンメタリック塗装が施され、精悍になりすぎない柔和な表情を表現。
このほか、シルバー塗装のフロント&リアバンパーセンターガーニッシュ、グロスブラックのドアミラー、さらに足元はブラックメタリック塗装の切削加工19インチアルミホイールが備わります。
インテリアは、シートのサイド部分は明るい色使いのグレージュ色のレザレット(合成皮革)を採用し、ファブリックのグレージュとの組み合わせで、上質さを実現。
手入れのしやすさ・汚れの拭き取りやすさも考慮されており、アウトドアユーザーの用途に対応しているといえます。またシートにはブラウンのパイピングが取り入れられ、差し色として遊び心を表現。
インパネ部分には、ハニカムグレージュとサテンクロームメッキの加飾が施されています。
機能面では、ハンズフリー機能付パワーリフトゲートのほか、 10.25インチセンターディスプレイ、 助手席6Wayパワーシート、 セカンドシート シートヒーター(左右席)などが装備。
さらに走行面では、スイッチひとつで「NORMAL」「SPORT」といった走行モードが選べる「マツダ インテリジェント ドライブ セレクト」(Mi-DRIVE)を新たに採用。
グランドジャーニーのMi-DRIVEは「OFF-ROAD」を追加した3モードが選択可能です。
そんなグランドジャーニーの駆動方式はAWD(4WD)のみです。
価格は2.5リッターガソリンエンジン搭載の「25S Grand Journey」が399万9600円、2.2リッターディーゼルターボ搭載の「XD Grand Journey」が438万2400円です。(消費税込み)
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また今回の改良ではさらに、新グレード「Sports Appearance(スポーツアピアランス)」が追加されました。
エクステリアは、ブラックメタリック塗装の19インチホイールや大径マフラーカッターが装着され、インテリアは、レッドもしくはブラックのスムースレザーシートに、上品なライトグレーのステッチが施されるなど、上質感を保ちつつも大人のスポーティさが感じられるデザインに仕上がっています。
加えて、上級仕様「Exclusive Mode(エクスクルーシブモード)」も内外装が進化し、より美しさや特別感が加わりました。
このように今回の改良で、CX-8は世界観の異なる3テイストのモデルがラインナップされたことで、ユーザーの選択肢の幅がひろがったといえるでしょう。
なお、新型CX-8の発売は同年12月下旬を予定しています。
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