ダンボール「Gクラス」誕生! ベンツ高級SUVを“気合”で再現! 「DIY G」の“文化祭”感がスゴイ
クルマや銃などを身近な素材で再現するユーチューバーのKing OF Crafts氏が、スクラップと段ボールからメルセデス・ベンツ「Gクラス」を手作りで再現した「DIY Gクラス」とも呼ぶべき、段ボール製のGクラスを作成。その工程を、自身のユーチューブチャンネルで公開しました。
人気の高級SUVを、金属のパイプと段ボールで再現
ユーチューバーの「King OF Crafts」は、驚異的なテクニックを駆使しながらクルマや銃などを段ボールなど身近な素材で再現するユーチューバー。そんなKing OF Crafts氏が、2020年に「DIY Gクラス」とも呼ぶべき、段ボール製のメルセデス・ベンツ「Gクラス」を完成させ、動画を投稿しました。
高級SUVとして、日本でも人気のGクラスを再現したモデルですが、どのようなクルマなのでしょうか。
King OF Craftsはこれまでに、ロールスロイスの最高級クーペ「ボートテール」やポルシェ「918スパイダー」、ランボルギーニ「ウラカン」といった世界に名だたる高級車を、FRPや金属製のパイプ、そして段ボールなどを駆使しながら手造りで再現してきました。
今回King OF Craftsが制作したのが、ドイツの自動車メーカー「メルセデス・ベンツ」のSUV「Gクラス」です。
Gクラスは、機能性を優先したシンプルなボディデザインが人気の高級クロスカントリーSUV。オールラウンダーとしての優れた性能と高級感を兼ね備えます。
なかでもKing OF Crafts が再現したのは、G63。Gクラスの中でも、AMGが手がける4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジン搭載のGクラス最上級モデルです。
King OF CraftsがおこなったG63の製作過程は次の通り。
まず金属製の角パイプ同士を溶接し組み上げ、シャシーを形成。そのシャシーに、二輪車用のような小さな車輪を溶接した車軸やボロボロのエンジン、ステアリング機構などを搭載していき、クルマとして走行ができるようにします。
シャシーを制作したのと同じ要領で、金属製の角パイプ同士を溶接し組み上げ、ボディ形状の骨を作ります。
この時点で一度走行テストをおこない、かろうじて走行が可能であることを実験します。
ガレージに戻ると、骨の間を埋めるように段ボールをのりやガムテープで張り合わせていき、グリルやホイール、エンブレムも作成し、装着「DIY Gクラス」はおおよそ完成です。
さらに、窓の代わりに黒いアクリル板を貼り、「V8」や「AMG」など自作のレターエンブレムを装着、ヘッドライトを埋め込むなど完成度を高めています。
King OF Craftsはこのクルマを30日間かけて作成したといいます。
完成した「DIY Gクラス」は、実際のGクラスと比較するとやや小ぶりですが、段ボールで作成したにも関わらず実走も可能で、現地ののどかな風景のなかでの走行風景も動画に盛り込まれています。
段ボール製なので、流石に“ホンモノ”のような再現度ではなく、いわば学校の「文化祭」を思い出すクオリティにも映ります。
ですがうまく特徴を捉えられており、しかも実際に公道を走らせてみたりするなどホンキ度も高く、制作に対する強い熱意を感じることが出来ます。
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