トヨタの丸目2灯「レトロ顔ハイエース」 家並み「ベッド&ソファ搭載」のキャンプ仕様をオーストリアで発見!
1967年に誕生したトヨタの初代「ハイエース」。その2代目をベースにしたキャンピングカーがオーストリアで発見されました。
丸目2灯のレトロ顔ハイエース
トヨタ「ハイエース」といえば長い歴史を持つ商用バンですが、最近では趣味でも使えるクルマとしても人気が高まっています。
また以前からキャンピングカーのベース車としても支持されてきましたが、オーストリアでは丸目の可愛らしいハイエースキャンピングカーが販売されているようです。
ハイエースの初代(10系)は1967年に誕生しました。その後歴史を重ねて日本では2004年に5代目(200系)が2022年現在も販売されています。
一方で2019年にフィリピンにて6代目(300系)がアジア市場向けに展開されています。
そうしたなかで、今回オーストリアで発見されたハイエースキャンピングカーは2代目(20系)をベースとしたモデルです。
丸目4灯ヘッドライトから丸目2灯ヘッドライト(後期では角目2灯ヘッドライト)に変更された2代目はワゴン/バン/トラックがラインナップされました。
ボディサイズは、全長4340mm-4690mm×全幅1690mm×全高1920mm-1925mm、ホイールベース2340mm-2545mm。
販売されている2代目ベースのハイエースキャンピングカーは、1979年に製造され、これまで2人のオーナーがいたといい、2022年夏にオーストリアに輸入されたものです。
オリジナル・オーナーによると「ハイエースキャンピングカーは購入後すぐに屋内保存したため42年の歳月を経たにもかかわらず、サビのない状態だと」いいます。
パワートレインは、最高出力80馬力を誇る1587cc直列4気筒ガソリンエンジンに4速MTを組み合わせています。
機能/パッケージとしては、冷蔵庫や2口コンロ、シンクなどを搭載。4人乗り/6人乗りに加えて5人寝台を備えました。
さらに家具の一部を折りたたんで収納スペースを増やすことができ、快適な食事ができるシートスペース、独立したガス暖房システム、そして10秒で開く巨大なルーフテントを備えています。
ルーフを開くと室内高は2mを超え、シーティングエリアからさらに2つのフルで快適な寝台となるほか、ニーズに応じて1つまたは2つのベッドを作ることができることです。
このハイエースキャンピングカーを販売する担当者は「絶対的な希少価値があり、おそらく2度目の販売はないでしょう。しかし、どのキャンプ場でも必然的に人目を引く存在になるのだから、いい買い物です」と説明しています。
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日本では街中でも見かける機会が稀な2代目ですが、海外ではキャンピングカー仕様として長く愛されているようです。
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【classic-trader.com】
https://www.classic-trader.com/uk/cars/listing/toyota/hiace/hiace-rio-h20/1979/307692
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