斬新ハンドル採用のホンダ新型「e:N2」はどんな新型車? 中国の既存「e:NS1/e:NP1」との違い&共通点は?
中国で、ホンダのEVファミリー「e:Nシリーズ」の最新モデル「e:N2コンセプト」が初公開されました。今後、どのようなかたちで具現化されていくのか注目されます。
「e:N Architecture F」を採用
中国ホンダ(本田技研工業(中国)投資有限公司)は、2022年11月5日に同社のEVファミリー「e:Nシリーズ」の最新モデル「e:N2コンセプト」を世界初公開しました。
すでに、「e:NS1」「e:NP1」が現地で発売されていますが、e:N2コンセプトはどのようなモデルとして登場したのでしょうか。
中国ホンダは、2021年10月13日にe:Nシリーズの第一弾モデルとなるe:NS1/e:NP1を初公開しています。
小型SUVタイプのボディを持つ両車は、ともに「e:N Architecture F(イーエヌ アーキテクチャー エフ)」を採用する姉妹車の関係です。
一方、e:N2コンセプトはe:NS1/e:NP1と同じくe:N Architecture Fを採用するものの、鋭いキャラクターラインが特徴的なデザインを採用。
中国ホンダが「既存のどのカテゴリーにも属さない新たなスタイルを目指した」としていることからも、e:N2コンセプトの独自性がうかがえます。
内装は、シンプルなダッシュボードに四角い形状のハンドルを組み合わせたデジタルコクピットを採用。
光や香りなどの演出によって乗員をもてなすほか、高い車両安定性やシャープなハンドリングなど人車一体感の高い走りを実現するということです。
現段階ではコンセプトカーという扱いにはなるものの、今後e:N2コンセプトがどのようなかたちで具現化していくのか、注目されます。
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中国市場では、東風汽車との合弁企業である東風ホンダと、広州汽車との合弁会社である広汽ホンダがそれぞれ存在しますが、前述したe:NS1/e:NP1について、e:NS1は東風ホンダが、e:NP1は広汽ホンダが取り扱うかたちで棲み分けられています。
東風ホンダと広汽ホンダで姉妹車を売り分けるかたちはほかにも存在し、例えば中国仕様の「シビック(セダン)」は東風ホンダが取り扱い、その姉妹車となる「インテグラ」は広汽ホンダが取り扱っています。
それではここでクイズです。
中国市場においてコンパクトカー「フィット」は広汽ホンダが取り扱っていますが、東風ホンダ版フィットの車種名として正しいのは、次のうちどれでしょうか。
【1】キャパ
【2】ザッツ
【3】ライフ
【4】モビリオ
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正解は【3】の「ライフ」です。
フィットの姉妹車にあたる東風ホンダのライフは、2020年10月15日に武漢オートショー2020で世界初公開されました。
ライフは、日本では2014年まで販売されていた軽自動車として知られていますが、海外で6年ぶりに車名が復活したことになり、当時注目を集めました。
斬新なデザインのハンドル って書いてあるから、すっごい期待で見てみたら、何ですかコレって?
やっぱりホンダは下らないものに頭を使うんだねぇ。
大笑いだよ~~~^^