トヨタの“屋根開き”「小型SUV」登場!? 「空が丸見え」の「アイゴ X」を英で新設定 オンライン限定で提供

英国トヨタは2022年11月2日、小型SUV「アイゴ X」に「エア エディション」を追加したと発表しました。ルーフにキャンバストップを装備するといいますが、どのようなモデルなのでしょうか。

タフな見た目の小型SUV「アイゴ X」に「屋根開き」仕様を特別設定

 トヨタの英国法人は2022年11月2日、小型SUV「アイゴ X」にキャンバストップを装備する新グレード「エア エディション」を追加したと発表しました。
 
 アイゴ X エア エディションはオンラインでの限定販売となります。

「空がまる見え」のキャンバストップを標準装備するモデルを追加(写真はベースモデル)
「空がまる見え」のキャンバストップを標準装備するモデルを追加(写真はベースモデル)

 トヨタが主に欧州市場で展開している「アイゴ」は、初代モデルが2005年に登場。コンパクトカーの「ヤリス」よりも下位のモデルで、同市場ではトヨタのラインナップのなかでエントリーモデルに位置します。

 3代目となる現行モデルは2021年11月に欧州でデビュー。新たにクロスオーバータイプとなって登場しました。

 プラットフォームはヤリスやコンパクトSUV「ヤリスクロス」と同じTNGA GA-Bプラットフォームを採用しています。

 ボディサイズは全長3700mm×全幅1740mm×全高1510mmで、最小回転半径は4.7mを実現し、コンパクトで小回りの効くボディとなっています。

 エクステリアはウェッジルーフラインを採用し、スポーティなイメージをもたせながら、大型グリルやフォグランプ、スキッドプレート風デザインのバンパーを装備し、タフ感を演出しています。

 パワートレインは72馬力を発揮する1リッター直列3気筒エンジンとCVTもしくは5速MTが組み合わされます。

 今回は、従来オプションでのみ用意されていたキャンバストップ「パワー リトラクティング キャンバス ルーフ」を標準装備する新グレードを設定。手軽にオープンエアを楽しめます。

 主要装備としてはキャンバストップのほかに、Apple CarPlayとAndroid Auto対応の8インチタッチスクリーン付きマルチメディアシステム、オートワイパー、バックカメラ、パーキングセンサーなどが装備されています。

 安全装備は「トヨタセーフティセンス」を装備。衝突被害軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロール、車線維持支援機能などを搭載し、エントリーモデルでありながら充実したものとなっています。

 アイゴ X エア エディションはオンラインでのみ購入でき、カラーバリエーションは「スパイス」をイメージした4色を用意します。

 価格はCVT車が1万9045ポンド(約320万円)、MT車が2万225ポンド(約340万円)となっています。

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