トヨタが全長5m超え「どこまでキャンプ仕様」を世界初公開! シンバ&オリオンの「タフガイ」モデルをSEMAで発表
世界的に流行りつつある「オーバランド」。自由気ままに旅するスタイルという形で注目されていますが、米国トヨタはSEMAショー2022で「セコイア&タンドラ」のオーバランド仕様を世界初公開しました。
米国トヨタは、「SEMAショー2022」のトヨタブースで「セコイア リミテッド TRD オフロード」と「タンドラ リミテッド」をベースにしたオーバランド仕様を世界初公開しました。
セコイア&タンドラのオーバランド仕様は、米国の人気テレビ「Expedition Overland(X Overland)」のプロデューサーであるクレイ&レイチェル・クロフト氏が手掛けたものです。
2台はシンバ・セコイア&オリオン・タンドラと名付けられ、番組の忠実なオーバーランディングファン層と体験を撮影・共有するために作られました。
強さを象徴したシンバ・セコイアは、カメラクルーを運ぶ必要があり、十分なスペースと快適性、そしてトレイルでの多用途性を提供することが必要です。
セコイアに初めて採用された「アイコン・ビークル・ダイナミクス3.0 CDEV(圧縮減衰電子バルブ)サスペンションシステム」を追加し、トレイルでの機能性を高めるとともに、オーバーランディングの装備、乗客、ギアの重量に対応するようにしました。
そのほか、カスタムフロントバンパーとデュアルスイングアウト付きカスタムリアスチールバンパーや、1万2000ポンドのけん引能力を持つウィンチを装備。
またロケ地では、ハードシェルルーフトップテントが2人分のシェルターを提供します。
一方のオリオン・タンドラは、シンバと同様に遠隔地への移動を目的とするためにアップグレードされました。
タフな見た目を印象付けるフロントガードや1万2000ポンドのけん引能力を持つウィンチを装備。
さらにソーラーパネルも搭載することで電力を確保し、撮影クルーをサポートします。
2台について、 米国トヨタのマーケティング本部副社長のリサ・マテラッツォ氏は次のように説明しています。
「このエクスペディション・オーバーランドは、ほかの展示車両と同様、非常に優れた性能を持つマシンであり、このSEMAに参加できることは素晴らしいことです。
今はきれいな見た目ですが、やがて遠方への探検や旅、X Overlandのエピソードで見られるような挑戦で、汚れや泥、傷を身に着けることになるでしょう」
※ ※ ※
シンバ・セコイア&オリオン・タンドラは、オーバーランディング車として設計・装備されており、番組の制作チームを撮影現場に運び、ベースキャンプのセキュリティとサポートを提供します。
実際にオリオンタンドラは2023年1月に放送されるシーズン5の撮影で、すでに7000マイルを超える距離を移動しました。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。