先進的な大型デジタルメーター初搭載! トヨタ新型「カローラクロス」2022年秋に欧州で登場!
欧州仕様のトヨタ新型「カローラクロス」が発表されました。トヨタ初のさまざまな機能や装備が盛り込まれます。
最新のハイブリッドシステムや予防安全パッケージを搭載
トヨタの欧州法人は2022年10月21日、CセグメントSUVの新型「カローラクロス」を発表しました。2022年秋より欧州市場で順次発売されます。
カローラクロスは競争の激しい欧州Cセグメントにおいてトヨタの販売を支えるモデルに位置づけられ、2025年までに年間販売台数40万台、セグメントシェア9%に相当する販売を目標としています。
また、トヨタは「カーボンニュートラル」を目指しており、2025年までに西欧での新車販売台数の80%をハイブリッド車とプラグインハイブリッド車、10%をゼロエミッション車(ZEV)にする計画です。
2030年には、同地域での販売台数の50%をZEVとし、トヨタの生産工場をカーボンニュートラルにすることを目指し、5年後には新車販売の100%をZEVとする目標を掲げています。
そんななか新型カローラクロスは、第5世代のハイブリッドシステムをトヨタで初搭載し、より大きなトルク、電気モーターからの出力、より高い効率な走りを実現しました。
パワートレインは1.8リッターハイブリッドと2リッターハイブリッドを用意。欧州のドライブシーンにマッチするよう、ドライバーのスロットル操作とクルマの加速がより自然に協調するようにセッティングされています。
駆動方式は1.8リッターハイブリッド、2リッターハイブリッドともに2WD(FF)を設定。2リッターハイブリッドはAWDも選択可能で、リア電気モーターをより強力にして、低グリップ路面でのコーナリングや発進時の性能を高めました。
なお、1.8リッターハイブリッドは、当初イスラエルとトルコのみで販売されます。
新型カローラクロスは、実用的で多用途なクルマを求める若い家族にアピールするモデルです。外観はトヨタのSUVらしい力強いデザインとし、全グレードにスリムな2灯式LEDヘッドライトを採用。「Mid+」「High」グレードにはシーケンシャルターンランプとLEDライトガイドを追加装備しました。
ホイールは、シルバー仕上げの17インチアルミにリムを強調する工具のようなグラフィックを施し、18インチホイールは、ブライトマシニング仕上げとダークグレー仕上げのコントラストとリムとスポークが絡み合うデザインを採用しています。
内装は実用性を重視。大きなサイドウインドウと高いドライバーズアイポイントにより、乗員全員が良好な視界を確保できる、明るく開放的な空間としました。
また、全グレードにオプション設定された電動ブラインド付パノラミックルーフで、開放感をさらに高めることができます。
ラゲッジスペースは開口部が広く、荷室高が720mmと競合車種ではもっとも低く設定。キックセンサー付パワーバックドアのオプションも設定されます。
今回、ドライバーがパーソナライズできる、最新の12.3インチフルデジタルコンビメーターがトヨタ車として初めて搭載されました(全車標準装備)。
視認性に優れ、見やすい情報と直感的な操作で、スペースを最大限に活用したエルゴノミクスデザインを採用したデジタルメーターは、表示される情報などをドライバーがパーソナライズすることが可能。
また、カジュアル/スマート/タフ・スポーティといった表示モードも用意され、ハンドルのトグルスイッチで簡単に変更することができます。
このデジタルメーターの開発にはトヨタモーターヨーロッパが深く関わっており、欧州のユーザーの好みや要望に応えられるような仕様に仕上げたといいます。
安全面では、Over-The-Air(無線通信)でアップデートできる最新世代の「トヨタセーフティセンス(TSS)」を初搭載。
TSSパッケージとそのほかのアクティブ運転・駐車支援システムを組み合わせ、運転をより簡単かつ安全にするだけでなく、さまざまなシーンですべての乗員およびほかの道路利用者を保護することが可能になりました。
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イタリアでは新型カローラクロスの価格が発表されており、3万8000ユーロから4万3500ユーロ、日本円で約559万円から約640万円です。
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