「ん? ハトに注意?」 カタカナで大きく「ハ・ト」標識なぜ存在? 実は偶然の産物だった?
世の中にはさまざまな標識が存在します。単体で意味を成すものや複数で意味を成すものなどそのバリエーションは豊富ですが、SNSでは度々「ハ・ト」の標識が話題となります。なぜハトの標識が存在するのでしょうか。
「ハ」「ト」の標識が意味するものとは?
道路には、安全かつ円滑な交通のため、さまざまな標識が設置されています。
そんななかでも密かに話題を集めているのが「ハト」の標識です。一体、どのような標識なのでしょうか。
安全かつ円滑な交通のために道路に設置されている標識には、目的地までの距離や方角を示す「案内標識」、警戒すべきことや危険を示す「警戒標識」、禁止や規制事項を示す「規制標識」、通行の際に必要な指示を示す「指示標識」の4つの種類があります。
また、必要に応じて、これらの標識の意味を補助するために「補助標識」が設置され「8-20」「ここから」「日曜・休日を除く」など、標識が効力を持つ時間帯や区間などを表すものが多く見られます。
いずれの標識もドライバーにとって非常に重要なもので、冒頭で述べたように、安全かつ円滑な交通を実現することはもちろん、とくに、規制標識や指示標識は道路の秩序を守るものでもあります。
各ドライバーが標識の表示を参考にしたり、遵守したりすることで、日本では道路環境を安全に保つことができているのです。
そんな重要な標識ですが、ときにはユニークなものが目撃されることもあります。
ユニークな標識のなかでも、度々SNSで話題を集めているのが「ハト」の標識です。一体、どのような標識になっているのでしょうか。
ハトの標識は、正確には「ハ」と「ト」の標識に分けられ、とあるふたつの標識が併設されることで、実現されるものとなっています。
とある標識とは、前方の道路の道幅が狭まることを示す「幅員減少」と、その名の通り、前方にト型の交差点があることを示す「ト型道路交差点あり」のふたつです。
いずれも警戒標識のひとつで、遠目でみると、カタカナの「ハ」と「ト」に類似した図形となり、「幅員減少」の下に「ト型道路交差点あり」を設置することで、まさに「ハト」に見えるというわけです。
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