「ん? ハトに注意?」 カタカナで大きく「ハ・ト」標識なぜ存在? 実は偶然の産物だった?
「ハト」の標識、よく目をこらすと2パターンあった?
また、ハトの標識には、もうひとつ別のパターンも発見されています。
SNSをみてみると「たこ@道路好団垢(@road0724day)」さんが、「ハトの“ト”が“合流交通あり”の標識で表現された、美しい『ハト標識』が座間市にあるとのことで、先日撮影してきました」として、その標識を投稿しています。
たこ@道路好団垢さんの撮影したハトの標識は、よく目をこらしてみると、ほかのハトの標識と「ト」の図形の形が異なります。
通常多く見られるハトの標識は、前述したように、「幅員減少」と「ト型道路交差点あり」の標識で構成されていますが、こちらのパターンでは「幅員減少」と、前方に合流交通があること示す「合流交通あり」の組み合わせとなっています。
「合流交通あり」の標識では、「ト」の横線部分が右下にやや流れるような形状となっており、「ト型道路交差点あり」に比べて、なめらかな形状のトの字になっています。
なかには、道路を挟んで横並びでみられるハトの標識などを投稿している人もおり、ハトの標識にはちょっとしたバリエーションがみられます。
ちなみに、SNSではハトの標識について投稿している人が複数名おり、実際に投稿しているユーザーによると、長野県松本市や神奈川県座間市などで発見したとのことです。
このように、ハトの標識は日本全国さまざまな地域で見られ、標識愛好家の間でも人気の標識のひとつとなっているようです。
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なお、「幅員減少」と「ト型道路交差点あり」の両者は、都心部の主要な道路に比べると、比較的郊外の規模が小さな道路で見られることが多くなっています。
一方で、「合流交通あり」は、高速道路やバイパスなどの交通量が多い道路でよく見られます。
いずれにせよ頻繁に見られるものではないので、街中でハトの標識を見かけたらラッキーといえるかもしれません。
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