日産がスタイリッシュ顔の新型「シルフィ」を発表間近!? イケメンセダンに刷新で人気爆アゲなる? 中国でマイチェンの動きアリ

フェイスチェンジ以外は何が変わった? インテリアはどうなる?

 ガソリンモデルではグリルが左右一直線に伸びていくラインを基調としているのに対し、e-POWERモデルでは小さなメッキ装飾が互い違いに配置されているデザインに変更されました。

 ヘッドライトもV字型の装飾が内部で並べられており、ガソリンモデルとはまた一味違う存在感を醸し出しています。

 リアでは灯火類のデザインは変更されていないものの、リアバンパー下部のディフューザーや反射材が一直線に配置されており、従来のものよりも綺麗にまとまった印象を与えます。

 また、e-POWERモデルではそこにメッキの装飾が加えられており、後部の「e-POWER」エンブレムとともに、e-POWERモデルであることを判断する要素のひとつです。

 エクステリアデザイン以外では大きな変更は見られません。ボディサイズも全長4652mm×全幅1815mm×全高1450mmとバンパーの意匠変更の影響か、全長が従来モデルよりも少し伸びている点に留まります。

 また、パワートレインもガソリンモデルはHR16DE型1.6リッター直列4気筒エンジン。e-POWERモデルではHR12DE型1.2リッター直列4気筒エンジンを搭載している点にも変わりはありません。

 ただ、インテリアに関しては刷新されている可能性は否めません。公開されている写真はエクステリア全体、そしてエンブレムやヘッドライト、ホイール、サンルーフ、ドアミラーを単体で写したものですが、インテリアの様子は不明となっています。

 筆者としては「アリア」や「ノートオーラ」、「エクストレイル」などで採用されている現行デザインのステアリングや電制シフトを採用するのではないかと予想します。

現行の日産「シルフィe-POWER」はメッキのVモーショングリルが装着されているが…マイナーチェンジでは変更されている
現行の日産「シルフィe-POWER」はメッキのVモーショングリルが装着されているが…マイナーチェンジでは変更されている

 シルフィのマイナーチェンジモデルはいつ正式に発表されるかは不明ですが、工信部に情報が掲載されているということは、登場間近の状態であるといえます。

 筆者は2022年11月に開催される予定の広州モーターショー2022でなんらかの発表がおこなわれると予想します。

 不動の人気を誇る現行型シルフィの初となるマイナーチェンジ。中国の消費者層にどのように受け入れられるか注目です。

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Writer: 中国車研究家 加藤ヒロト

下関生まれ、横浜在住。2017年に初めて訪中した際に中国車の面白さに感動、情報を集めるうちに自ら発信するようになる。現在は慶應義塾大学環境情報学部にて学ぶかたわら、雑誌やウェブへの寄稿のみならず、同人誌「中国自動車ガイドブック」も年2回ほど頒布する。愛車は98年式トヨタ カレン、86年式トヨタ カリーナED、そして並行輸入の13年式MG6 GT。

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