2022年10月4日、トヨタは「RAV4」の一部改良をおこなうとともに特別仕様車「Adventure“OFFROAD package II”」を設定しました。
　
　かつてトヨタは“OFFROAD package ”も設定していましたが、どのような違いがあるのでしょうか。

　RAV4に設定される最初の特別仕様車“OFFROAD package”は、2020年10月2日に発売されました。

　この際に、専用サスペンションを採用したことでベース車より10mmアップとなる最低地上高210mmとすることで悪路走破性を向上させています。

　さらにエクステリアでは、ボディカラーに特別色の「スーパーホワイトII」「グレーメタリック」「アティチュードブラックマイカ」の3色を設定。

　専用アイテムでは、ブリッジ型ルーフレール（専用クロスバーはディーラーオプション）やマットブラック塗装の18インチ専用アルミホイール、オールテレインタイヤを装着。さらに「“OFFROAD package”」エンブレムなどを採用しました。

　インテリアは、レッドステッチを施した専用合成皮革シート表皮やインストルメントパネル、ドアトリムショルダーを採用。レッド＋ブラックのフロントカップホルダー、センターオープントレイなど、赤が目を引くアイテムが装着されています。

　今回、10月4日に設定された“OFFROAD package II”は、新たに「アティチュードブラックマイカ×アーバンカーキ」など専用ツートーンを2色設定。

　さらに、フロントボディに「GORI GORI BLACK 塗装」を「ドアミラーカバー」「スキッドプレートセット（フロント／リア）」「フロントバンパー」に採用しています。

　これは凹凸のある質感、マットな艶感がワイルドな印象を演出するほか、塗料を塗り重ねることでこすり傷への耐性を持たせており、Adventureにも後付け可能です。

　またエクステリアの専用アイテムとして「ルーフレール（ブリッジ型）」「バックドアガーニッシュ（マット調ブラック塗装）」「“OFFROAD package”専用リアマーク」を装着。

　足元には、「18インチアルミホイール（マット調ブラック塗装）＆オールテレインタイヤ（225／60R18）」や、最低地上高10mmアップしたサスペンションのチューニングにより、悪路でもボディに障害物が当たりにくく、前方視界の向上するなど、より堂々と迫力のある佇まいを演出します。

　インテリアでは、レッド＆ブラックカラーの「フロントカップホルダー」「センターオープントレイ」、ブラックの「運転席オープントレイ」「助手席オープントレイ」など専用配色を設定するほか、随所にレッドステッチを施しオフロードテイストを盛り込みました。

　またシートには専用デザインとなる専用合成皮革を採用し、ダッシュボードにレーザー刻印の“OFFROAD package” マークを施しました。

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　なおRAV4自体の一部改良では、インテリアにコネクティッドナビ対応の「10.5インチディスプレイオーディオ」や、クルマがWi-Fiスポットになる「車内Wi-Fi」を採用しました。

　さらにデジタルインナーミラーに録画機能の追加やナノイーXを標準装備。安全面ではToyota Safety Senseの機能を拡大として、プリクラッシュセーフティに交差点右折時の対向直進車、および右左折時の対向方向から横断してくる歩行者を検知する機能を追加しています。