スバルがもうすぐ全面刷新!? 「インプレッサ」“新しい顔”装着で力強さ増す? 次期モデルを大胆予想!

スバル「インプレッサ」(現行モデル)の新規オーダーストップが告知され、新型モデルの登場が迫っているようです。新型インプレッサはどのようなモデルになるのか予想してみました。

次期インプレッサのヒントは派生SUVにアリ!?

 スバルの主力モデルである「インプレッサ」(5代目)が生産終了となり、2022年12月11日をもって新規オーダーがストップすることが販売会社(広島スバルほか)の公式サイトでアナウンスされました。

 これは新型モデル登場にともなう生産終了とされており、インプレッサのフルモデルチェンジが迫っていることがわかります。

現行モデルのインプレッサが生産終了へ
現行モデルのインプレッサが生産終了へ

 ただし、6代目の新型へとフルモデルチェンジするのはハッチバックの「インプレッサスポーツ」のみ。セダンの「インプレッサG4」は現行モデルで終了し、新型モデルは登場しない模様です。

 では、新型インプレッサスポーツはどのようなモデルとして登場するのでしょうか。

 2022年9月15日に世界初公開された、クロスオーバーSUVの新型「クロストレック」にヒントが隠されていることが予想できます。

 新型クロストレックは「XV」の後継車として2023年に国内導入予定ですが、もともとXVはインプレッサスポーツをベースとしたSUVということもあり、両車は切っても切れない間柄といえます。

 そのため、新型インプレッサスポーツは新型クロストレックと同様の仕様になる可能性が高く、最新のスバルグローバルプラットフォームと2リッターe-BOXER(ハイブリッド)の搭載や、ステレオカメラ+単眼広角カメラで構成される3眼の新世代「アイサイト」が採用されるでしょう。

 外観デザインは、最近のスバル車に共通する「BOLDER」という力強いフロントフェイスを採用。SUVではないので、新型クロストレックに見られる大胆なクラッディング(樹脂パーツ)は装着されない可能性が高そうです。

 また内装も、11.6インチの大型ディスプレイを装着した、先進的なコクピットとなることが予想されます。

 気になるのは、現行インプレッサの1.6リッター/2リッターガソリンに設定されるFFモデル(2WD)がどうなるかです。

 ほとんどのスバル車(OEM除く)はシンメトリカルAWDを搭載し、新車販売における四駆比率は98%(グローバル)という非常に高い割合を誇りますが、インプレッサと「BRZ」には2WDが存在(BRZはFR)。

 なかでもインプレッサの2WDは、非降雪地域でAWDが必要ないユーザーの選択肢として設定されているといいます。

 前述の販売店のアナウンスでは、現行モデルで1.6リッターガソリン車が終了する旨も明記されていましたが、2リッターガソリン車については不明です。

 2リッターe-BOXERの搭載は確定としても、同エンジンを搭載するほかのスバル車でもAWDとの組み合わせのみ。そのため、FFの受け皿として2リッターガソリンが引き続き設定されることになるのかもしれません。

※ ※ ※

 これまではインプレッサが登場してからXVが出るというパターンでしたが、新型モデルではクロストレック(XV)が先という流れになり、近いうちに新型インプレッサスポーツのプロトタイプモデルも公開されるものと思われます。

 一方で、現行モデルの1.6リッターガソリン車とインプレッサG4を新車で手に入れるのは最後のチャンスになります。

 想定以上のオーダーが入った場合は日程を前倒しして打ち切られることがあるようなので、欲しい人は早めに動いたほうが良さそうです。

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