ディフェンダー&Gクラス風の新型SUV「グレナディア」をゴツくカスタム!? リフトアップ&ブルバー装備の究極4WDコンセプト独で発表

2022年9月20日、ドイツの「delta4x4」は、同社の公式SNSでイギリスの新興自動車メーカー「イネオスオートモーティブ」のSUV新型「グレナディア」のカスタマイズモデルのコンセプトカーを公表しました。どのようなクルマなのでしょうか。

ついに受注開始のディフェンダー風SUV「グレナディア」が早速カスタム

 2022年9月20日にドイツのカスタムショップ「delta4x4」は、同社の公式SNSでイギリスの大手化学メーカー「イネオス」の子会社である新興自動車メーカー「イネオスオートモーティブ」が製造・販売するSUV新型「グレナディア」のカスタマイズコンセプトモデルを公表しました。

delta4x4によるイネオス「グレナディア」のカスタマイズコンセプトモデル
delta4x4によるイネオス「グレナディア」のカスタマイズコンセプトモデル

 グレナディアはイギリスの新興自動車メーカーである「イネオスオートモーティブ」が製造・販売する本格SUV。そのエクステリアは、イネオスが「この車両はランドローバー『ディフェンダー』のレプリカではありませんが、その哲学を反映しています」と語る、先代ディフェンダーを連想させる無骨なデザインが特徴です。

 またイネオスでは、トヨタ「FJ40」、ウィリス「ジープ」、メルセデス・ベンツ「Gクラス」といった各国を代表する無骨でレトロな四輪駆動車からもインスピレーションを受けたとも説明されています。

 グレナディアのプラットフォームには、自社で開発した新しいプラットフォームを採用。エンジンはBMW製の3リッター直列6気筒ターボエンジンもしくは3リッター直列6気筒ディーゼルツインターボエンジンから選択が可能で、トランスミッションは8速オートマチックトランスミッションです。

 シャシとサスペンションの開発は、大手自動車サプライヤーであるマグナインターナショナルの子会社、マグナ・パワートレインとマグナ・シュタイアーがおこないました。

 開発の発表から5年経った2022年5月18日には受注が開始され、2022年7月の量産開始の予定です。

 delta4x4は、ドイツに本拠を置く、1980年創業の老舗カスタムショップ。メルセデス・ベンツ「Gクラス」や三菱「L200」、フォルクスワーゲン「アマロック」などの4WD車を主なベース車両として、本格オフロード仕様にカスタマイズしています。

 今回delta4x4が公表した発表されたカスタマイズモデルのコンセプトは、ベース車両のグレナディアに100mmnのリフトアップやブルバー(カンガルーバー)の装着などのカスタマイズが施されています。

 足元には社外のホイールが装備され、BF Goodrichのオールテレーンタイヤが組み合わされています。このホイールを収めるためにリアフェンダーには、リアアーチフィンを装着しています。

 追加で取り付けられたブルバーとルーフに設置されたルーフラックには、PIAAのラリーライトが増設されています。

 このカスタムモデルは、コンセプトであり、価格などは公表されていません。

※ ※ ※

 グレナディアの価格は、ユーティリティワゴンの4万9000ポンド(約794万円)から、ステーションワゴン ベルスタッフエディションの5万9000ポンド(約956万円)までとなっています。

 カスタマイズモデルの価格は少なくとも1000万円を超える金額になると推察されます。

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