エジプトに続き導入へ

　2022年9月23日、日産の南アフリカ法人は新型「キャシュカイ」を現地に導入しました。

　日産が海外向けSUVとして展開する新型キャシュカイは、2021年2月18日に欧州で世界初公開され、その後各市場へ導入。アフリカでは2022年1月20日にエジプト市場から導入が始まりました。

　ボディサイズは全長4425mm×全幅1835mm×全高1625mm、ホイールベースは2660mm。プラットフォームとして、アライアンスで開発されたCMF-Cプラットフォームを採用します。

　外観は日産のファミリーフェイスとなる大型のVモーションフロントグリルや、ブーメラン型テールランプの採用が特徴。ボディの前方から後方に向かって跳ね上がる流麗なキャラクターラインを持ちます。

　搭載されるエンジンは1.3リッターターボで、トランスミッションはCVTと6速MTを設定。なお、2023年初頭にはシリーズハイブリッドシステムを搭載した「e-POWER」仕様も追加される予定です。

　予防安全機能として、2台前の車両まで検知して追突の恐れがある際警告を発するインテリジェント FCW（前方衝突予測警報）や高速道路での運転支援技術「プロパイロット」など、さまざまな装備が用意されます。

　南アフリカ市場における新型キャシュカイの価格は56万8200ランドから67万600ランド（約450万円から約530万円）です。