ヤバっ「車のスマートキー」なくしたらどうする!? 車盗難のリスクも… 「キーレスエントリー」との違いは?
スマートキーをなくしたら必要な「4つのステップ」とは
いつものところにあるはずの「スマートキーがない!」と思ったときは、まずは落ち着いて、最後にいつキーを見かけたか思い出して探してみてください。
どうしても見つからない場合は下記の4つのステップ順に手続きを進めましょう。
1番目は、クルマのドア解錠の確認です。
「スマートキーをなくした!」と思ったら、まずは落ち着いてクルマのドア解錠を試してみましょう。
ドアが開くのであれば、手元のカバンの中など近くにスマートキーがある証拠です。
そもそも解錠できないもののクルマが自宅にあるのなら、キーも自宅にある可能性が高いでしょう。
それでもキーが見つからない場合、スペアキーやメカニカルキーがあれば、それらで対応したあと、購入したディーラーに相談しましょう。
購入時に渡されたキーナンバープレートに打刻されたキーナンバーと残りのキーなどがあれば、新しいスマートキーの製作が可能となります。
出先でキーをなくした場合であれば、立ち寄った場所を思い出して問い合わせましょう。
もしスマートキーを誤って車内に閉じ込めてしまった場合であれば、JAFなどのロードサービスに連絡し解錠してもらうなどすれば解決します。
また、スペアのスマートキーがある場合には、スマートキーの中にエマージェンシーキーと呼ばれる緊急用のカギが備わっているので、応急措置として解錠することもできます。
2番目のステップは、警察に遺失届を出すことです。
紛失が確定した場合、最寄りの警察署に遺失届を出しましょう。電話やオンラインで届け出ができます。
同時に、警察に落とし物として届いていないかを確認しましょう。
3番目のステップは、スマートキーに対応できる鍵業者に依頼することです。
出先や、自宅にスペアキーがなく、どうしてもクルマを動かさなければならない場合は、スマートキー対応のカギ業者に依頼してキーを作成してもらいます。
カギ業者のWebサイトなどによれば、おおよその費用は解錠で2万円、鍵作成でおよそ5万円が目安となっています。
4番目のステップは、スマートキーの再作成を依頼することです。
複製キーを作成してもらい、クルマを使えるようになったとしても、もとのスマートキーを紛失したままであれば、拾われた(もしくは盗まれた)スマートキーでクルマを不正利用されるリスクは残っています。
交換が必要となった場合、シリンダー部分とキー内部のICチップコードの変更をおこないます。
費用はかかりますが、ディーラーもしくは対応できる自動車整備工場でスマートキーの交換を依頼しましょう。
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手元操作が不要でとても便利なスマートキーですが、半面でキーへの意識が薄くなるため、閉じ込めや紛失などのトラブルに注意する必要があります。
万が一に備えて、スペアキーは必ず準備しておくとよいでしょう。
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