昭和の定番「土禁車」はなぜ減った? 意味あるの? 買取査定額は「土足厳禁」の方が上がるのか

土足禁止車が減った理由はフロアマットの進化にあった?

 土足厳禁車が減少した理由のひとつには、フロアマットの性能の変化が挙げられます。

 1980年代に一世を風靡した、「ハイソカー」と呼ばれるクルマのフロアマットはフカフカの分厚く毛足の長いフロアマットが多く見られたため、土足厳禁車にする人が多くいました。

 しかし、現在では、高機能・高耐久のフロアマットが登場し、洗濯しやすくなったり、交換しやすくなったため、あえて土足厳禁にする必要がなくなったようです。

 純正品やディーラーオプション品のほかに、カー用品店で販売している汎用品のものも含めると、多くの種類のフロアマットが存在します。

 一般的なカーペット状の物や、高級感のある起毛タイプのフロアマットのほかに、防水・防汚性に優れていて、水洗いや拭き取りを簡単にすることができるゴムや樹脂などで出来たラバータイプのフロアマットも販売されています。

※ ※ ※

雨や雪、泥などでも気にならないゴム製のフロアマット
雨や雪、泥などでも気にならないゴム製のフロアマット

 クルマをきれいなまま乗るための土足厳禁文化ですが、運転する際はそのまま裸足で運転することになります。

 法律上は何も問題はないのですが、非常時にクルマからすぐに出なければいけない状況を考えた場合、裸足での運転は危険です。

 クルマを土足厳禁とする場合は、車内にあらかじめ運転するときのための「うち履き」を用意しておくようにしましょう。

【画像】そういえばあったね! 懐かしき昭和文化を見る!(21枚)

買って終わりじゃない!購入後も進化する最新トヨタ

画像ギャラリー

1 2

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー