昭和の定番「土禁車」はなぜ減った? 意味あるの? 買取査定額は「土足厳禁」の方が上がるのか

土足禁止車が減った理由はフロアマットの進化にあった?

 土足厳禁車が減少した理由のひとつには、フロアマットの性能の変化が挙げられます。

 1980年代に一世を風靡した、「ハイソカー」と呼ばれるクルマのフロアマットはフカフカの分厚く毛足の長いフロアマットが多く見られたため、土足厳禁車にする人が多くいました。

 しかし、現在では、高機能・高耐久のフロアマットが登場し、洗濯しやすくなったり、交換しやすくなったため、あえて土足厳禁にする必要がなくなったようです。

 純正品やディーラーオプション品のほかに、カー用品店で販売している汎用品のものも含めると、多くの種類のフロアマットが存在します。

 一般的なカーペット状の物や、高級感のある起毛タイプのフロアマットのほかに、防水・防汚性に優れていて、水洗いや拭き取りを簡単にすることができるゴムや樹脂などで出来たラバータイプのフロアマットも販売されています。

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雨や雪、泥などでも気にならないゴム製のフロアマット
雨や雪、泥などでも気にならないゴム製のフロアマット

 クルマをきれいなまま乗るための土足厳禁文化ですが、運転する際はそのまま裸足で運転することになります。

 法律上は何も問題はないのですが、非常時にクルマからすぐに出なければいけない状況を考えた場合、裸足での運転は危険です。

 クルマを土足厳禁とする場合は、車内にあらかじめ運転するときのための「うち履き」を用意しておくようにしましょう。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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