トヨタ新型「クラウン」登場! 何が変わる? 15代目セダンは新車70%査定も期待出来る? 気になる先代のリセールバリュー
トヨタの高級セダンとして長い歴史を持つ「クラウン」。2022年7月に発表された16代目の新型モデルでは、クロスオーバーを中心とした4つのボディタイプへと大きな進化を遂げました。そうしたなか、先代モデルのリセールバリューの現状はどうなっているのでしょうか。
大きく生まれ変わったクラウン、いよいよ発売開始
日本を代表する高級セダンとして君臨してきたトヨタ「クラウン」。
2022年7月に発表された16代目となる新型モデルは、クロスオーバーSUVを中心とした4つのボディタイプへと大きな進化を遂げました。
そのなかで、15代目となる先代モデルのリセールバリューの現状はどうなっているのでしょうか。
クラウンは、長らく日本を代表する高級セダンとして、個人はもちろん、公用車や社用車、個人タクシーなどの法人向け車両としても活躍してきました。
国産車のなかでも歴史の長いモデルのひとつであるクラウンは、1955年に初代が登場して以降、2018年に登場した15代目まで、セダンを中心としたラインナップ展開となってきました。
厳密にいえば、エステート(ワゴン)や4ドアハードトップなどが展開された世代もありましたが、基本的にはセダンの派生モデルという位置付けでした。
また、一部のモデルをのぞいて、ほぼすべてが国内専用モデルとなっているのもクラウンの特徴です。
そのため、日本の道路事情に合わせて、全幅が1800mm以内に収められるなどの工夫が最近までなされていました。
一方、2022年7月に発表された16代目となる新型クラウンでは、クロスオーバー、スポーツ、セダン、エステートという4つのボディタイプを持つモデルへと大きく生まれ変わりました。
また、世界の主要市場で販売されるグローバルモデルとなり、「日本のクラウンから世界のCROWNへ」と生まれ変わったことが印象付けられたのです。
その一方で、昨今では半導体不足や部品不足、新型コロナウイルス感染症の影響による中国などでのロックダウンといった理由が重なり、生産延滞や長納期化が著しい状況といえます。
とくに人気車であれば、常に1年以上の納期を要する事態となっています。
同時に、新車の供給が進まないことから、中古車市場では程度の良い中古車の価格が高騰している状況です。
そうしたなかで、「過去のクラウンのなかではもっとも新しいクラウン」である15代目先代モデルのリセールバリューはどのような状況となっているのでしょうか。
新型セダンはアルファードが駐車できる駐車場にすら駐車不可になる幅1850mmオーバーだから日本では新型セダンが伸び悩む分先代の中古が伸びそう